窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

呼子のイカ

2009年01月02日 | 食べ歩きデータベース


  12月28日、佐賀県は呼子に行ってきました。かつては捕鯨で栄えた呼子ですが、現在では言わずと知れたイカが名物の港町です。



  関東から九州を訪れた人に聞くと、イカが強烈な印象として残っている方が多いようです。というのも、東京や横浜の人間が知っているイカというのは白く濁った色をしていて、口の中でぐちゃぐちゃになるのが普通ですが、九州で見るイカは透きとおっていて、歯でコリコリと噛み切れる、そのあまりの食感の違いに「これが同じイカか?」と驚かれるからのようです。



  早速適当な店に入ってイカをお造りにしてもらいました。「お造り」というくらいですからまだ動いていますし、つつけばイカらしく色も変わります。しかし改めて上の生簀の写真と並べてみると、何だかイカが気の毒というか申し訳ない気がしてきますね。



  こちら佐賀や福岡の外食で一般的であって関東で馴染みのない習慣をあげるとすれば、一つはラーメンの替え玉、もう一つは定食でご飯と味噌汁がお替わり自由であること、そして「お造り」のあとに「後造り」があることでしょう。お造りはイカに限らず海老でも平目でも天麩羅、味噌汁、塩焼きなどの後造りにしてもらえます。今回はビールのつまみに合う天麩羅にしてもらいました。この「後造り」を知らずにわざわざ別メニューでイカの天麩羅を頼んでしまっては損です。ついでに言うと、ラーメンもわざわざ大盛りを頼むよりは替え玉を頼んだ方が大抵の場合お得のようです。



  この他イカづくしと言う事で、呼子名物のイカシュウマイ。



  イカ餃子。



  イカのひれ酒、などを注文しました。



  中でもこのお店で秀逸だったのはイカの白子で作った「イカ蒲鉾」です。サクサクの天麩羅の中にんぺんよりもふわふわの白子がたっぷり。



  これをポン酢と紅葉おろしでいただきます。

  今回お邪魔したのは「いか本家」というお店ですが、福岡にいた頃時々お世話になっていた「河太郎」や「萬坊」なども有名です。



  繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした

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