
8月10日、11日と永田町で2日間の研修があり、たまたま昼食時に近くを通りがかって入ってみました。故黒澤明監督プロデュースのお店です。
10日にここでお蕎麦を食べ、非常に美味しかったので翌日のお昼もここにすることにしました。ここのランチは主にお蕎麦ととんかつなのですが、お蕎麦は1階の椅子席、とんかつは2階のお座敷と食べるところが分かれています。したがって、お蕎麦ととんかつを両方同時ということはできません。
建物は古い蔵を改造したものかと思っていたのですが、黒澤監督の美術スタッフが映画「赤ひげ」をイメージして作ったものなのだそうです。細かいところまで非常に精巧にできているので、驚きました。ですから、映画の雰囲気を感じながら素材にこだわった食事も楽しめるという魅力があります。

2階のお座敷は空調以上に日本家屋のもつ涼しげな雰囲気が、落ち着きを与えてくれます。ここが永田町のど真ん中であることが信じられないくらいです。

また、床の間には映画「影武者」で使われたものでしょうか、兜と軍扇が飾ってあります。

さて、前日のお蕎麦もお勧めなのですが、この日の黒豚ローツかつ定食もお勧めです。とりわけ写真右下のソースですが、これがトマトとはちみつのソースだそうで、すこし鰹だしのような風味を感じますが、さっぱりとして、とんかつとの相性が抜群です。
ランチは値段も特別高いわけではありませんでしたし、嬉しい発見でした。
永田町 黒澤
東京都千代田区永田町2-7-9
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした

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