
ご好評いただいております、「特殊紡績手袋 よみがえり」シリーズの累計販売数が、おかげさまで50万双を超えました(8月22日現在、52万2千双)。
52万人といいますと、東京都杉並区の人口に相当します。シリーズのひとつである「特殊紡績手袋 よみがえり マリアージュ」は、横浜中華街のお土産として「横浜大世界」でもお求めいただけます(上写真)。
「特殊紡績手袋 よみがえり」は不用衣類を再利用して作られていますが、この52万双に使用した衣類は約27トン、Yシャツ1枚を200gとしますと、約13万5千枚分に相当します。
通常の綿手袋と比較した場合の、製品ライフサイクルにおいて発生するCO2発生抑制効果については以前ご説明しましたが、それによると、抑制効果は約13.5トン。これだけのCO2を1年で吸収するにはテニスコート約80面分の森林が必要となるそうです。
綿手袋との関連でお話しますと、Tシャツ1枚分の綿花を栽培するのにスプーン10杯の農薬を必要とすると言われています。この分の機会費用を相殺したと考えれば、約366kgの農薬を抑制できることになります。
また、綿花はジーンズ1枚分で約800ℓもの水を必要とするそうですが、その点について換算すれば、プール(短水路)4.4杯分の水の省資源化に繋がる計算になります。

こうしたことも、単にリサイクルしたというだけでは不十分で、皆様にお使いいただくことによって初めて実現できるものです。これまでご使用いただいた、本当にたくさんんの皆様に心より御礼申しあげます。引き続き「特殊紡績手袋 よみがえり」シリーズをご愛顧賜りますよう、よろしくお願い致します。
関連:
*「特殊紡績手袋 よみがえり」ができるまで(ムービー)
*「特殊紡績手袋 よみがえり マリアージュ」(横浜市広報番組から)
*「特殊紡績手袋 よみがえり」の品質
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした

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