小諸にある「みのわ造園」でハウチワカエデ」を見た後に帰りがてら、同じ小諸の「菖蒲庵」に寄る事にした。ここは何回か行っていますが、針はまあまあと思っている。山の針の立科庵で出す蕎麦の味を良くする為にチョクチョクと日々研鑽をしているのであるよ。小諸の辺りで有名な蕎麦屋は中棚温泉「中棚荘・[はりこし亭]、「丁字庵」、「そば七」なんかがある。
ここは絶景の景勝地で眼下には千曲川が流れて、遠く望めば、浅間連邦が見え、その下には池の平、菅平等北国街道に連なる宿場町として発展した、「海野宿」が見える。今日の千曲川は前の日に降った雨で増水していて、水の色が茶色でした。
と、言っている間に「天ザル」がきましたぞな。実は去年先代が亡くなり、蕎麦の味が落ちると思っていたが、なかなかどうして、息子さんも美味しいぞ。もしかして先代よりか美味しいかもしれない。 蕎麦は美味しいのだが、今日の麺つゆは今一に感じた。毎回同じ様に作っているので、味っていうのは余り変わらないと思うのだが、その日の体調によっても、微妙に感じ方がかわるのかもね。 喉越しの良さは我が立科庵には敵わないね。何しろ山の水を凍らせて蕎麦をしめるからね。やはり、夏は蕎麦の締りが悪い。
ウドの天ぷらを食べちゃった後に写真を撮っていない事に気が付いた。(毎度だろ!。 )
この菖蒲庵、実は裏手が、「ヘリポート」になっていて、緊急時には3台(小型だよ)、離発着出来るらしい。以前テレビで東京の何処かの金持ちの社長がヘリコプターに乗って此処に蕎麦を食べに来たというのを見た事があります。でもいくら、喰いたい衝動に駆られても、ヘリで乗り付けたら、他のお客が迷惑だね。
うらのヘリポートは綺麗に芝を刈ってあって気持ちがいいね。庭の周りには菖蒲庵の看板になっている、色とりどりの菖蒲が植えてある。