都内近郊の美術館や博物館を巡り歩く週末。展覧会の感想などを書いています。
はろるど
「青木良太展」 六本木ヒルズA/D GALLERY
六本木ヒルズA/D GALLERY
「青木良太展」
2011/12/6-2012/1/10
六本木ヒルズA/D GALLERYで開催中の「青木良太展」へ行ってきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/66/1d4df6e34d278bc5171c2a04d9ccb72a.jpg)
メタボリズムや国芳展でも大いに盛り上がる森美術館、森アーツセンターギャラリーですが、その玄関口、チケットブースのある森タワー3階「アート&デザインストア」にて、新進気鋭の陶芸家の個展が開かれていることをご存知でしょうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/50/b6afe4f4ac063e040c0919b891c8b885.jpg)
それが青木良太展です。青木は一度、TBSの情熱大陸でも特集されたのでそちらで名前を知った方も多いかもしれません。1978年に富山で生まれ、和をテーマとした食器を作り続けてきた青木は、既に国内外のギャラリーで展示を重ねてきましたが、かねてよりヒルズのストアにて作品を販売していた縁もあり、ここA/D GALLERYで個展を開催することになりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/57/98a75115252f81cefcf9d7d9798666dc.jpg)
写真を見ても一目瞭然、ホワイトキューブにも映えるカラフルな器の美しさにひかれる方も多いのではないでしょうか。青木は陶という素材にこだわりながらも、釉薬の研究に取り組むなどして、多様な質感をたたえた器を制作してきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/fc/405221f2b4ee2c0dd48276067787a0b5.jpg)
薄手でかつ緩やかな曲線、また軽やかでシンプルな造形は、それこそルーシー・リーやコパーを思わせる面もあるかもしれません。白や黒やシルバーはもとより、時に蛍光色とも見間違えるような鮮烈な色味を取り込む点も、また青木の魅力ではないでしょうか。まさに洗練という言葉がぴったりでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/e1/6d202db53d057b65e918048bb45d18a7.jpg)
また今回の個展とあわせ、もう一つ興味深いのが、ショップ内で展開された青木のコーナーです。こちらもギャラリーの作品と同様、全て購入可能ですが、お値段も数千円からと実にお手頃な器が揃っています。こうしたコーヒーカップや小皿などを、言わば日常的に愛でるのも良いかもしれません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/5b/476e82b4a20705bf259cad2099b37dc5.jpg)
ちなみに青木はフリスクが大好きとのことで、なんと「フリ出し」と呼ばれるフリスク専用の器まで制作しています。こちらは茶道具の棗を思わせるデザインではないでしょうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/1a/cd7e2b7513d38cf274b87ac76315ab49.jpg)
またステックタイプのフリスク入れには、PORTERと提携し、布製のカバーも販売されています。吉田カバンのWEBサイトでも紹介されていました。
陶芸家 青木良太×PORTER
かつて代官山のTKGで見た密教法具を連想させるオブジェも神秘的でしたが、こちらは基本的に器メインの展示です。気軽に楽しめました。
2012年1月10日まで開催されています。
「青木良太展」 六本木ヒルズA/D GALLERY
会期:2011年12月06日 ~ 2012年01月10日
休廊:無休
時間:12:00~20:00
住所:港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー ウェストウォーク3F
交通:東京メトロ日比谷線六本木駅1C出口徒歩5分(コンコースにて直結)。都営地下鉄大江戸線六本木駅3出口徒歩7分。
注)写真の撮影と掲載は主催者の許可を得ています。
「青木良太展」
2011/12/6-2012/1/10
六本木ヒルズA/D GALLERYで開催中の「青木良太展」へ行ってきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/66/1d4df6e34d278bc5171c2a04d9ccb72a.jpg)
メタボリズムや国芳展でも大いに盛り上がる森美術館、森アーツセンターギャラリーですが、その玄関口、チケットブースのある森タワー3階「アート&デザインストア」にて、新進気鋭の陶芸家の個展が開かれていることをご存知でしょうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/50/b6afe4f4ac063e040c0919b891c8b885.jpg)
それが青木良太展です。青木は一度、TBSの情熱大陸でも特集されたのでそちらで名前を知った方も多いかもしれません。1978年に富山で生まれ、和をテーマとした食器を作り続けてきた青木は、既に国内外のギャラリーで展示を重ねてきましたが、かねてよりヒルズのストアにて作品を販売していた縁もあり、ここA/D GALLERYで個展を開催することになりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/57/98a75115252f81cefcf9d7d9798666dc.jpg)
写真を見ても一目瞭然、ホワイトキューブにも映えるカラフルな器の美しさにひかれる方も多いのではないでしょうか。青木は陶という素材にこだわりながらも、釉薬の研究に取り組むなどして、多様な質感をたたえた器を制作してきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/fc/405221f2b4ee2c0dd48276067787a0b5.jpg)
薄手でかつ緩やかな曲線、また軽やかでシンプルな造形は、それこそルーシー・リーやコパーを思わせる面もあるかもしれません。白や黒やシルバーはもとより、時に蛍光色とも見間違えるような鮮烈な色味を取り込む点も、また青木の魅力ではないでしょうか。まさに洗練という言葉がぴったりでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/e1/6d202db53d057b65e918048bb45d18a7.jpg)
また今回の個展とあわせ、もう一つ興味深いのが、ショップ内で展開された青木のコーナーです。こちらもギャラリーの作品と同様、全て購入可能ですが、お値段も数千円からと実にお手頃な器が揃っています。こうしたコーヒーカップや小皿などを、言わば日常的に愛でるのも良いかもしれません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/5b/476e82b4a20705bf259cad2099b37dc5.jpg)
ちなみに青木はフリスクが大好きとのことで、なんと「フリ出し」と呼ばれるフリスク専用の器まで制作しています。こちらは茶道具の棗を思わせるデザインではないでしょうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/1a/cd7e2b7513d38cf274b87ac76315ab49.jpg)
またステックタイプのフリスク入れには、PORTERと提携し、布製のカバーも販売されています。吉田カバンのWEBサイトでも紹介されていました。
陶芸家 青木良太×PORTER
かつて代官山のTKGで見た密教法具を連想させるオブジェも神秘的でしたが、こちらは基本的に器メインの展示です。気軽に楽しめました。
2012年1月10日まで開催されています。
「青木良太展」 六本木ヒルズA/D GALLERY
会期:2011年12月06日 ~ 2012年01月10日
休廊:無休
時間:12:00~20:00
住所:港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー ウェストウォーク3F
交通:東京メトロ日比谷線六本木駅1C出口徒歩5分(コンコースにて直結)。都営地下鉄大江戸線六本木駅3出口徒歩7分。
注)写真の撮影と掲載は主催者の許可を得ています。
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