都内近郊の美術館や博物館を巡り歩く週末。展覧会の感想などを書いています。
はろるど
「マウリッツハイス美術館展」、 いよいよ6/30に開幕!
昨冬、記者発表会に参加して以来、「世界一有名な少女」との対面を心待ちにしていた展覧会。
もちろんその少女こそフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」に他なりませんが、この傑作を筆頭に、マウリッツハイス美術館の誇るオランダ・フランドル絵画を俯瞰する展覧会が、いよいよ明日、6月30日(土)から新生・東京都美術館で始まります。
細かい内容は後日改めてまとめるとして、今日は手短かにプレス内覧の様子でも。
企画展の会場は三層構造。入口は通常通りのB1。まずは美術館の歴史を何点かの作品でおさらいした後、ホーイエン、ライスダールなどの風景画へと続きます。
第1章「美術館の歴史」展示室風景
出品数は約50点です。館の広さからすれば少なめということもあり、その分全体的にゆったりとした作りになっていました。
「真珠の耳飾りの少女」展示室風景
一つ上がって1階がフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」。早くも誘導列用のロープまで完備されています。行列前提の展示?!
ヨハネス・フェルメール「真珠の耳飾りの少女」1665年頃
貴重な傑作のために特別にあしらわれた空間。広々とした展示室にただの一点、燦然と輝く永遠の微笑み。大きなガラスケースにおさめられ、それこそモナリザばりの展示でした。
フェルメールの次は、今回さり気なく主役のレンブラント(実に6点も来日!)を含む肖像画へと続きます。またさらに一つフロアをあがると最後の2階のスペースです。ここではファブリティウスやブリューゲル(父)、それにステーンやホーホなど、静物、風俗画が展示されていました。
なお以前の都美館リニューアルの記事にもまとめましたが、全面刷新の企画展示室、かつての面影はまるで全くありません。
階の移動は全てエスカレーター、もしくはエレベーターです。また一見、エスカレーターが一方向しかないので、順路を戻れないかと思ってしまいますが、エレベーターを使えば各階の上下移動は可能。順路の逆、例えば最後の2階からフェルメールのある1階への移動も問題ありませんでした。
最後に待ち構えるのは、未だ美術展では見たことないほどに充実した特設ショップ。(利用には入館料が必要です。お財布を持ってご入場下さい。)
展覧会グッズに限らず、珍しいオランダグッズ、そして現地の自転車まで販売されています。
定番のクリアファイルにハガキ、また人気のミッフィーやらナノブロックを目当ての方も多いかもしれませんが、ここはやはり「マウリッツハイスへの道プロジェクト」でもお馴染みの我らが「青い日記帳」のコラボグッズを絶賛推奨!
堂々完成して現在販売中なのは二種類。上質感のある革製のキーホルダーと大きめのビアグラス。ともにフェルメールのステンドグラスがモチーフとなっています。是非とも手にとってご覧ください。
ちなみに会場内の余裕ある構造、裏を返せば混雑を予想しての作りでもあります。
第4章「肖像画とトローニー」展示室風景
キャッチーなコピーで物議を醸した広告など、メディア等への露出も多く、既に注目度満点。観覧はともかく会期の早めがベストですが、金曜の夜間開館(20時まで)を利用されるのもいいかもしれません。(また経験上、上野は出足が早く、朝は意外と混雑します。)
また平日利用可であれば、通常閉館日にも関わらず特別に開館する7月2日の月曜日も狙い目となりそうです。
「マウリッツハイス美術館展」、明日、6月30日(土)、午前9時30分に開幕します!
*展覧会の印象、個々の作品についての感想はまた後日まとめます。(追記:下記リンク先にまとめました。)
「マウリッツハイス美術館展」 東京都美術館
「マウリッツハイス美術館展」 東京都美術館
会期:6月30日(土)~9月17日(月・祝)
休館:月曜日。(7月2日、16日は開室。7月17日は休室。)
時間:9:30~17:30 *金曜日は20時まで。
住所:台東区上野公園8-36
交通:JR線上野駅公園口より徒歩7分。東京メトロ銀座線・日比谷線上野駅7番出口より徒歩10分。京成線上野駅より徒歩10分。
注)写真は報道内覧会時に主催者の許可を得て撮影したものです。
もちろんその少女こそフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」に他なりませんが、この傑作を筆頭に、マウリッツハイス美術館の誇るオランダ・フランドル絵画を俯瞰する展覧会が、いよいよ明日、6月30日(土)から新生・東京都美術館で始まります。
細かい内容は後日改めてまとめるとして、今日は手短かにプレス内覧の様子でも。
企画展の会場は三層構造。入口は通常通りのB1。まずは美術館の歴史を何点かの作品でおさらいした後、ホーイエン、ライスダールなどの風景画へと続きます。
第1章「美術館の歴史」展示室風景
出品数は約50点です。館の広さからすれば少なめということもあり、その分全体的にゆったりとした作りになっていました。
「真珠の耳飾りの少女」展示室風景
一つ上がって1階がフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」。早くも誘導列用のロープまで完備されています。行列前提の展示?!
ヨハネス・フェルメール「真珠の耳飾りの少女」1665年頃
貴重な傑作のために特別にあしらわれた空間。広々とした展示室にただの一点、燦然と輝く永遠の微笑み。大きなガラスケースにおさめられ、それこそモナリザばりの展示でした。
フェルメールの次は、今回さり気なく主役のレンブラント(実に6点も来日!)を含む肖像画へと続きます。またさらに一つフロアをあがると最後の2階のスペースです。ここではファブリティウスやブリューゲル(父)、それにステーンやホーホなど、静物、風俗画が展示されていました。
なお以前の都美館リニューアルの記事にもまとめましたが、全面刷新の企画展示室、かつての面影はまるで全くありません。
階の移動は全てエスカレーター、もしくはエレベーターです。また一見、エスカレーターが一方向しかないので、順路を戻れないかと思ってしまいますが、エレベーターを使えば各階の上下移動は可能。順路の逆、例えば最後の2階からフェルメールのある1階への移動も問題ありませんでした。
最後に待ち構えるのは、未だ美術展では見たことないほどに充実した特設ショップ。(利用には入館料が必要です。お財布を持ってご入場下さい。)
展覧会グッズに限らず、珍しいオランダグッズ、そして現地の自転車まで販売されています。
定番のクリアファイルにハガキ、また人気のミッフィーやらナノブロックを目当ての方も多いかもしれませんが、ここはやはり「マウリッツハイスへの道プロジェクト」でもお馴染みの我らが「青い日記帳」のコラボグッズを絶賛推奨!
堂々完成して現在販売中なのは二種類。上質感のある革製のキーホルダーと大きめのビアグラス。ともにフェルメールのステンドグラスがモチーフとなっています。是非とも手にとってご覧ください。
ちなみに会場内の余裕ある構造、裏を返せば混雑を予想しての作りでもあります。
第4章「肖像画とトローニー」展示室風景
キャッチーなコピーで物議を醸した広告など、メディア等への露出も多く、既に注目度満点。観覧はともかく会期の早めがベストですが、金曜の夜間開館(20時まで)を利用されるのもいいかもしれません。(また経験上、上野は出足が早く、朝は意外と混雑します。)
また平日利用可であれば、通常閉館日にも関わらず特別に開館する7月2日の月曜日も狙い目となりそうです。
「マウリッツハイス美術館展」、明日、6月30日(土)、午前9時30分に開幕します!
*展覧会の印象、個々の作品についての感想はまた後日まとめます。(追記:下記リンク先にまとめました。)
「マウリッツハイス美術館展」 東京都美術館
「マウリッツハイス美術館展」 東京都美術館
会期:6月30日(土)~9月17日(月・祝)
休館:月曜日。(7月2日、16日は開室。7月17日は休室。)
時間:9:30~17:30 *金曜日は20時まで。
住所:台東区上野公園8-36
交通:JR線上野駅公園口より徒歩7分。東京メトロ銀座線・日比谷線上野駅7番出口より徒歩10分。京成線上野駅より徒歩10分。
注)写真は報道内覧会時に主催者の許可を得て撮影したものです。
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