千葉市美術館のミュージアムショップがリニューアルしました

現在、千葉市美術館で開催中の「光琳を慕う 中村芳中」。


「光琳を慕う 中村芳中」@千葉市美術館(4/18~5/11)

今年度からということでしょうか。同館のミュージアムショップがリニューアルオープンしました。

ショップの場所は以前と同様。美術館の7階。受付から一つ下のフロアです。エレベーターホールの横にあります。

スペース自体はそのまま。言ってしまえばこじんまりとしたショップ。中央の陳列台と三方の壁面を利用しての展開。レジの位置も変わりません。入口からぱっと見た感覚では何が変わったのか分からないかもしれません。

それではショップの方に許可をいただいたので、入口とは反対方向の写真を一枚アップしてみます。如何でしょうか。かなり雰囲気が変わったと感じる方もおられるのではないでしょうか。



というのも今回のリニューアルでは書籍が格段に増えています。まずは同美術館の過去の展覧会の図録に浮世絵関連、そして日本美術全般です。品揃えとしては同美術館の「強い」浮世絵や日本美術関連が目立ちますが、それ以外のジャンルも網羅。西洋美術に現代美術、さらには塗り絵などキッズコーナーの書籍もあります。

かつてはほぼ葉書などで埋め尽くされていた棚が一変。中央の棚にも書籍が積まれている。とは言え、もちろん定番の葉書やクリアファイルもちゃんと用意されています。ここは抜け目ありません。



そしてもちろん芳中展にあわせてグッズもいくつか。ファイルに手ぬぐいなど。さすがに可愛らしい芳中画、思わずグッズにもにんまりしてしまいます。また本展向けに新たに出た商品もあるそうです。

千葉駅周辺の比較的大きな書店としては、そごうの上、もしくは塚本ビル4階(ヨドバシカメラ千葉店上)にそれぞれ三省堂がありますが、おそらく美術書についてはこのミュージアムショップの方が充実しているのではないでしょうか。(*)



なお芳中展の図録は一般書店でも販売されていますが、会期中、ミュージアムショップのみ特別割引価格で販売中です。定価2500円(+税8%)が税込みで2400円です。私も迷わず購入しました。

また「友の会」に入会するとショップのグッズや書籍が1割引になるサービス(除外品あり)もあります。特典についてはリニューアル後も変わりません。

もちろんショップへは観覧券なしでも利用出来ます。展覧会へお越しの方、帰りは是非ともお立ち寄り下さい。

*余談ですが、千葉県内、総武線沿線の書店では、津田沼駅南口すぐの丸善の美術書コーナーが飛び抜けて充実しています。都内の大型書店と比べても引けを取りません。

「千葉市美術館ミュージアムショップ」 千葉市美術館
定休:美術館休館日に準ずる。
電話:043-221-6885 *問い合わせは10:00~17:30
住所:千葉市中央区中央3-10-8 千葉市美術館内7階
交通:千葉都市モノレールよしかわ公園駅下車徒歩5分。京成千葉中央駅東口より徒歩約10分。JR千葉駅東口より徒歩約15分。JR千葉駅東口より京成バス(バスのりば7)より大学病院行または南矢作行にて「中央3丁目」下車徒歩2分。
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