『YUMING MUSEUM(ユーミン・ミュージアム)』 東京シティビュー

東京シティビュー
『YUMING MUSEUM(ユーミン・ミュージアム)』
2022/12/8~2023/2/26



東京シティビューで開催中の『YUMING MUSEUM(ユーミン・ミュージアム)』を見てきました。

1972年にシングル「返事はいらない」でデビューを果たしたシンガーソングライターの松任谷由実は、計39枚のオリジナルアルバムと2000回を超えるステージを重ね、多くのファンの心を捉えながら日本の音楽シーンを牽引してきました。

そのユーミンの50年の活動をたどるのが『YUMING MUSEUM(ユーミン・ミュージアム)』で、会場には子どもの頃から今に至る写真や直筆のメモをはじめ、ステージ衣装やセットなどが一堂に公開されていました。



まず眼下に東京の街を望むスカイギャラリーにて展示されたのが「Welcome to YUMING MUSEUM」と題したインスタレーションで、曲の譜面やメモの複製が一台のピアノへと降り注ぐように配置されていました。



これに続くのが「50 years」のコーナーで、ユーミンがこれまでにリリースしてきた39枚のオリジナルアルバムと、子どもの頃から荒井由美の時代までの写真などが展示されていました。



「はじまりの部屋」では、ユーミンの育った八王子の実家の部屋をテーマに、当時使っていたグランドピアノや美大時代の絵、また子供の頃から習っていたという三味線などが展示されていて、まさにユーミンの原点を見ることができました。



また今回の展示に際し、八王子の実家より見つかった資料も初めて公開されていて、手書きで丁寧に描かれた歌詞やクロッキー帳、また「翳りゆく部屋」の歌詞メモなども展示されていました。



ハイライトはユーミンが過去のステージに用いた衣装の展示と言えるかもしれません。ここではコンサート衣装29点やポスターとともに、コンサートの映像も紹介されていて、「BLIZZARD」や「リフレインが叫んでる」などを熱唱するユーミンのすがたも見ることができました。



ユーミン本人が展示をナビゲートする音声ガイドも充実していました。スマートフォンを持参すると無料で楽しめます。(ガイド機の貸し出しは有料)


デビュー50周年。ユーミンの軌跡を知る『YUMING MUSEUM』を見逃すな|Pen Online

世代を超えて愛されているだけに、誰もがユーミンの曲に自らの思い出を重ね合わせられるのではないでしょうか。ユーミンのコンサート映像を見聞きしていると、若い頃のさまざまな記憶が蘇ってくるのを感じてなりませんでした。



日時指定制が導入されました。当日も日時指定券に空きがある場合は、美術館・展望台チケットインフォメーションにて通常券を販売されますが、あらかじめオンラインにてチケットを購入されることをおすすめします。



会期中は無休です。正月のお休みもありません。2023年2月26日まで開催されています。

『YUMING MUSEUM(ユーミン・ミュージアム)』@yumingmuseum) 東京シティビュー@tokyo_cityview
会期:2022年12月8日(木)~2023年2月26日(日)
休館:会期中無休。
時間:10:00~22:00
 *入場は閉館の21:00で。
料金:一般2500円、高校・大学生1700円、4歳~中学生1200円、65歳以上2200円。
 *オンラインでの日時指定制を導入
住所:港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階
交通:東京メトロ日比谷線六本木駅1C出口徒歩5分(コンコースにて直結)。都営地下鉄大江戸線六本木駅3出口徒歩7分。
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