ハムやん王のブランチ
久しぶりに「王様のブランチ」を見たら、若い女の子が小説家へのインタビューで「○○を書かれようと思ったきっかけって何ですか」なんて言っていました。それでも許される程度の番組であることを考えると、ま、しょうがないかな、と思わないでもないのですが、ここに一つ大事な敬語のポイントがあるので、いい機会ですからこれを例に挙げて書きます。あ! いい年の、しかも有識者といわれる人が「酪農を40年やられてきて」なんてばかなことを言ってる!
先日の「高校生8人が感染されていることが確認されました」も、ふだん、敬語というと「れる・られる」で全て済ませてしまっている、とりあえず「れる・られる」、何も考えない、考えることをやめてしまって「れる・られる」、相手がだれであろうと安直に「れる・られる」、その結果こうなってしまったのではないかと思うのですが、・・・やがてみんなこうなってしまうのでしょうか( ̄_ ̄)?
尊敬表現の基本は「ご(お)~になる」ですから、「書く」なら「お書きになる」となりますが、「書こうと思った」ですから、こういうときは後ろの「思った」を尊敬表現にします。よって、「○○を書こうとお思いになったきっかけは何ですか」が正しいわけですが、まぁ、ねっ、「王様のブランチ」だからもうちょっと軽めに、というのなら、「○○を書こうと思われたきっかけは何ですか」ですね。
若い女の子の場合、キャラからいくと結局「れる・られる」になるのですが、「書かれようと思った」はいけません。それこそ何も考えずに先に出てきた「書こう」だけをさっさと「れる・られる」の形にしてもだめなのです。「書こう」「きっかけ」ではなく、「思った」「きっかけ」ですからね、「思った」を尊敬表現にしないでどうするんですか? それぐらいは年長者が指導してもいいんじゃないの?
ところで、病院でよく聞くセリフ、「どうされました?」も、ちょっと前(だいぶ前?)は「どうなさいました?」が普通じゃありませんでしたか? 患者→患者さん→患者様という流れとは逆ですね。ま、それはいいとして、「どうなさいました?」は、敬意の度合いとか何とかいうよりも、響きが柔らかくてすてきじゃないですか?
久しぶりに「王様のブランチ」を見たら、若い女の子が小説家へのインタビューで「○○を書かれようと思ったきっかけって何ですか」なんて言っていました。それでも許される程度の番組であることを考えると、ま、しょうがないかな、と思わないでもないのですが、ここに一つ大事な敬語のポイントがあるので、いい機会ですからこれを例に挙げて書きます。あ! いい年の、しかも有識者といわれる人が「酪農を40年やられてきて」なんてばかなことを言ってる!
先日の「高校生8人が感染されていることが確認されました」も、ふだん、敬語というと「れる・られる」で全て済ませてしまっている、とりあえず「れる・られる」、何も考えない、考えることをやめてしまって「れる・られる」、相手がだれであろうと安直に「れる・られる」、その結果こうなってしまったのではないかと思うのですが、・・・やがてみんなこうなってしまうのでしょうか( ̄_ ̄)?
尊敬表現の基本は「ご(お)~になる」ですから、「書く」なら「お書きになる」となりますが、「書こうと思った」ですから、こういうときは後ろの「思った」を尊敬表現にします。よって、「○○を書こうとお思いになったきっかけは何ですか」が正しいわけですが、まぁ、ねっ、「王様のブランチ」だからもうちょっと軽めに、というのなら、「○○を書こうと思われたきっかけは何ですか」ですね。
若い女の子の場合、キャラからいくと結局「れる・られる」になるのですが、「書かれようと思った」はいけません。それこそ何も考えずに先に出てきた「書こう」だけをさっさと「れる・られる」の形にしてもだめなのです。「書こう」「きっかけ」ではなく、「思った」「きっかけ」ですからね、「思った」を尊敬表現にしないでどうするんですか? それぐらいは年長者が指導してもいいんじゃないの?
ところで、病院でよく聞くセリフ、「どうされました?」も、ちょっと前(だいぶ前?)は「どうなさいました?」が普通じゃありませんでしたか? 患者→患者さん→患者様という流れとは逆ですね。ま、それはいいとして、「どうなさいました?」は、敬意の度合いとか何とかいうよりも、響きが柔らかくてすてきじゃないですか?