ナッツで
「何十年も前から変わっていなそうなメニュー」は「マツコ&有吉の怒り新党」のナレーション、「あの人、友達いなそうだし」は「相棒」で聞いたセリフですが、いいですね、久しぶりに聞いた正しい言い方ですd(⌒・⌒)。このごろはみんな余計な「さ」を入れて「いなさそう」なんて言いますからね、「スッキリ!!」のナレーションも例に漏れず「耐えられなさそう」ってぇ~~~( ̄д ̄)!
「食べなすぎも心臓病のリスクを高めます」「食べなすぎもだめ」は、NHKスペシャル「病の起源 第4集 心臓病」で聞いたナビゲーター(谷村新司)のセリフです。これも久しぶりに聞いた、ほんと~~~に久しぶりに聞いた、すっきりした言い方です。「~なすぎる」でも、みんな必ず「さ」を入れるでしょ、困ったものです。
ちなみに、「食べなすぎもだめ」とは、「妊婦の栄養状態が悪いと、生まれた赤ちゃんは、その後健康的な食生活を送っても心臓病になりやすい。心臓の筋肉の細胞は胎児期にだけ分裂し、その後は増えない。栄養不足で育った心臓は、発達の途中で細胞が死んでしまうので本来より細胞の数が少なくなり、心臓が早く消耗する」ということで。
せっかく「食べなすぎ」で感動したのに、「高性能でできているから」というセリフもあって、残念! これは「高性能にできているから」と言わなければいけないのですよ。ディレクターが「高性能で」と書いたのか、「高性能に」と書いてあったのを「高性能で」と読んでしまったのか。というのも、ある役者が「セリフを覚えて時間がたつと、自分が言いやすいようにセリフを変えてしまう」と言っていたのですよ。
だいぶ前に、「西遊記」で凛凛(りんりん、水川あさみ)のセリフだけが特別おかしいので気になると書いたことがあります。全員のセリフを一人の脚本家が書いているのなら、いつもいつも一人だけおかしいなんてありえないですよね。その女優が、台本に書いてあるとおりにしゃべれない、そもそも日本語を正しく読むというところからできていない、そう思っていました。
「セリフを変えてしまう」というのは、セリフを覚えてから時間がたつとうろ覚えになり、ふだんの自分の言葉にすり替わってしまう、ということですが、そうなると、その人がふだんしゃべっている日本語がおかしい、それが出てしまう、ということになり、変なセリフは脚本家のせいなのか役者のせいなのか分かりませんね。
「で」ではなく「に」、「うちの嫁は普通のスーパーで買いに行ってるんじゃないかな」と言ったタレントがいますが、正しくは「スーパーに」です。「スーパーで」なら「買ってるんじゃないかな」と続けなければいけません。そういえば、「うちの子は、○売り場を通ったら、○を手で持たせないと泣く」という記述を見たことがあるのですが、これも「で」ではなく「に」、「○を手に持たせないと泣く」です。
教えて!gooの「おしトピ」に「公園で捨てられたハムスターの里親募集」という見出しを見付け、どこかの公園でハムスターの里親募集イベントでもやっているのかと思い、クリックしてみたのですが、どうもそうではないようで。参考サイトを見ると、「許せない! 燕市の公園に多数の捨てハムスター 新潟県長岡市にある新潟県動物愛護センターがハムスターの飼い主を募集している」とありました。
ということは、「公園に捨てられたハムスターの里親募集」であり、「公園で」は誤りです。こういうおかしな「で」が増殖しています。どんどん増えて、あっちこっちから聞こえてきます。「で」と「に」とではその意味に大きな違いがあり、こんな書き方をしたら誤解を招きます。そんなことも分かっていない日本人が多すぎ・・・日本人?
ふだんいいかげんにしゃべっていると書いたものまでおかしくなります。「台風で水没して家で住めなくなった」だの「頭ごなしで叱っても改善しないと思います」だの、変ですよ。普通は「家に住む」「頭ごなしに叱る」でしょ、「家で」なら「暮らす」でしょ。こういう表現がちゃんとできないなんて何とも寂しいことで・・・。
最後に笑える例を一つ。一般の人が「不安と期待で膨らんでいます」と言っているのをニュースで見ましたが、確かにぷっくり・・・って、太り気味なだけだ! 不安と期待で“何が”膨らんでるんだ? あのね、不安と同時に期待が、膨らんでいるんだよね、おかしいにも程がありますよ( ̄д ̄)!
「何十年も前から変わっていなそうなメニュー」は「マツコ&有吉の怒り新党」のナレーション、「あの人、友達いなそうだし」は「相棒」で聞いたセリフですが、いいですね、久しぶりに聞いた正しい言い方ですd(⌒・⌒)。このごろはみんな余計な「さ」を入れて「いなさそう」なんて言いますからね、「スッキリ!!」のナレーションも例に漏れず「耐えられなさそう」ってぇ~~~( ̄д ̄)!
「食べなすぎも心臓病のリスクを高めます」「食べなすぎもだめ」は、NHKスペシャル「病の起源 第4集 心臓病」で聞いたナビゲーター(谷村新司)のセリフです。これも久しぶりに聞いた、ほんと~~~に久しぶりに聞いた、すっきりした言い方です。「~なすぎる」でも、みんな必ず「さ」を入れるでしょ、困ったものです。
ちなみに、「食べなすぎもだめ」とは、「妊婦の栄養状態が悪いと、生まれた赤ちゃんは、その後健康的な食生活を送っても心臓病になりやすい。心臓の筋肉の細胞は胎児期にだけ分裂し、その後は増えない。栄養不足で育った心臓は、発達の途中で細胞が死んでしまうので本来より細胞の数が少なくなり、心臓が早く消耗する」ということで。
せっかく「食べなすぎ」で感動したのに、「高性能でできているから」というセリフもあって、残念! これは「高性能にできているから」と言わなければいけないのですよ。ディレクターが「高性能で」と書いたのか、「高性能に」と書いてあったのを「高性能で」と読んでしまったのか。というのも、ある役者が「セリフを覚えて時間がたつと、自分が言いやすいようにセリフを変えてしまう」と言っていたのですよ。
だいぶ前に、「西遊記」で凛凛(りんりん、水川あさみ)のセリフだけが特別おかしいので気になると書いたことがあります。全員のセリフを一人の脚本家が書いているのなら、いつもいつも一人だけおかしいなんてありえないですよね。その女優が、台本に書いてあるとおりにしゃべれない、そもそも日本語を正しく読むというところからできていない、そう思っていました。
「セリフを変えてしまう」というのは、セリフを覚えてから時間がたつとうろ覚えになり、ふだんの自分の言葉にすり替わってしまう、ということですが、そうなると、その人がふだんしゃべっている日本語がおかしい、それが出てしまう、ということになり、変なセリフは脚本家のせいなのか役者のせいなのか分かりませんね。
「で」ではなく「に」、「うちの嫁は普通のスーパーで買いに行ってるんじゃないかな」と言ったタレントがいますが、正しくは「スーパーに」です。「スーパーで」なら「買ってるんじゃないかな」と続けなければいけません。そういえば、「うちの子は、○売り場を通ったら、○を手で持たせないと泣く」という記述を見たことがあるのですが、これも「で」ではなく「に」、「○を手に持たせないと泣く」です。
教えて!gooの「おしトピ」に「公園で捨てられたハムスターの里親募集」という見出しを見付け、どこかの公園でハムスターの里親募集イベントでもやっているのかと思い、クリックしてみたのですが、どうもそうではないようで。参考サイトを見ると、「許せない! 燕市の公園に多数の捨てハムスター 新潟県長岡市にある新潟県動物愛護センターがハムスターの飼い主を募集している」とありました。
ということは、「公園に捨てられたハムスターの里親募集」であり、「公園で」は誤りです。こういうおかしな「で」が増殖しています。どんどん増えて、あっちこっちから聞こえてきます。「で」と「に」とではその意味に大きな違いがあり、こんな書き方をしたら誤解を招きます。そんなことも分かっていない日本人が多すぎ・・・日本人?
ふだんいいかげんにしゃべっていると書いたものまでおかしくなります。「台風で水没して家で住めなくなった」だの「頭ごなしで叱っても改善しないと思います」だの、変ですよ。普通は「家に住む」「頭ごなしに叱る」でしょ、「家で」なら「暮らす」でしょ。こういう表現がちゃんとできないなんて何とも寂しいことで・・・。
最後に笑える例を一つ。一般の人が「不安と期待で膨らんでいます」と言っているのをニュースで見ましたが、確かにぷっくり・・・って、太り気味なだけだ! 不安と期待で“何が”膨らんでるんだ? あのね、不安と同時に期待が、膨らんでいるんだよね、おかしいにも程がありますよ( ̄д ̄)!