◆ちゃんとしゃべれ!治納由気(はるなゆき)◆

変な日本語、敬語もどき、崩れていく日本語、そして、正しい日本語とハムスター。

「年齢と誕生日が違い4名で」って?

2017-07-30 10:16:02 | 言葉についてあれこれ
                                  誕生日が同じ

 「入社以来ずっと、年齢と誕生日が違い4名で仲良くしていました」という文章を見て、最初は、「違い」じゃなくて「違う」だな、「年齢と誕生日が違う4名で」だろうと思って読んだのですが、最後まで読んで、「違う」ではなく「近い」なのだと分かりました。分かりましたが、なんともビミョーです。
 「膝まづいて」というテロップが目に入りました。読み方は・・・「ひざまずいて」ですかね、やっぱり。「ひざまずいて」で変換すると「跪いて」となります。試しに「ひざまづいて」で変換してみたら「膝魔づいて」になりましたから、これを書いた作業者は一体どうやって「膝まづいて」にしたのかなぁ┐( ̄д ̄)г?
 今のPCは、アップデートだのアップグレードだの勝手にやってくれちゃって、突然「IEのWebサイトへようこそ」なんていうのが出てきたりしますが、「満を持してMicrosoft Edgeをお届します」なんて書いてあって、「お届けします」がどうしたら「お届します」になるんだか・・・?
 「まさに急死に一生だな」は一般人の文章で見たのですが、どういう意味? 死んじゃった? 「岐阜兼」はツイッターの文中にあったものです。ポータルサイトのトップページでたまたま見たわけですが、こういうのをたまたま、毎日のように見るわけで、そんなの「九死に一生」だし、「岐阜県」だし、分かるっしょ!? だから漢字なんて何でもいいっしょ! ということでしょうか。
 「猫のこの行動でいらぬ誹謗中傷を受けていた世の中のお父さん、猫に変わって丁重にお詫び申し上げます」(7/16 9:10配信 @DIME編集部)という文を見たとき、この人が猫に変身して、ちょこんと座って前足をそろえて「許してにゃん」と言っている姿を想像しました( ̄・ ̄)。人間のままなら「猫に代わって」でしょ!
 「YAHOO!ニュース」から「ケータイ小説 急に廃れた理由」という見出しをクリックし、「ねとらぼ」の記事(7/18 11:10配信)を読んだのですが、「浜崎あゆみさんに変わる若者のカリスマ」だの「取材にご協力してもらったのは」だの、いけませんね。「浜崎あゆみさんに代わる若者のカリスマ」「取材にご協力いただいたのは」「取材に協力してもらったのは」でしょ!
 「加納ガニ」という「となりのテレ金ちゃん」(テレビ金沢)のテロップo(`д´)o! 後で「加能ガニ」が正しいのだと訂正しましたが、こういうのを間違えるなんてサイテー( ̄д ̄)! 「加能ガニ」の「加能」は「加賀・能登」です。大事なブランド名なのですよ。加能ガニ、越前ガニ、松葉ガニ、それぞれの産地のブランド名で、みんな雄のズワイガニです。
 「白熱ライブ ビビット」でテリー伊藤が書いた「百合子」の「百」、分解すると「一」「ノ」「日」ですが、横棒が1本多くて「一」「ノ」「目」でした。私も、“打つ”ばかりで“書く”ことが減り、漢字を思い出せなくなることがありますが、「百」ぐらいは大丈夫、ちゃんと書けますよ~<( ̄д ̄)>。
コメント
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