◆ちゃんとしゃべれ!治納由気(はるなゆき)◆

変な日本語、敬語もどき、崩れていく日本語、そして、正しい日本語とハムスター。

オスハムの寿命を延ばした姉妹ハム。

2007-03-08 09:01:06 | ハムスターあれこれ
                 お願いね
 以前、病気で手足がだんだん変形していき、あまり動かなくなり、食事もろくにしなくなったオスのハムがいました。高麗人参のエキスを飲ませ、手足をマッサージし、必死で看病して、それでも、もうだめか、打つ手がなくなったと思ったとき、別のスペースで暮らしていた姉妹ハムにこの子を託しました。伝染する病気でないことは分かっていたので、私としては、ターミナルケアとか、最期ぐらいにぎやかなのがいいかなとか、漠然とそういうふうに考えたのです。
 昨日の記事にも登場した姉妹ハムですが、姉のほうは、非常におおらかな性格で、我慢強くて優しくて、堂々としていて、だれに対しても絶対に攻撃しない、本当に素晴らしい子です。この子なら、病気のオスハムを受け入れ、優しく見守り、妹ハムとの間もちゃんと執り成してくれると確信していました。
 そういうわけで、オスハムを姉ハムの横に置いたところ、期待したとおり、泰然自若として受け入れ、オスハムはすぐにすっかり安心して眠りました。写真はまさにそのときの様子です。このとき、妹ハムはというと、少し離れたところでこの様子を見ていました。
 こうして3匹の同居生活が始まったのですが、なんと、オスハムは見る見るうちに元気になり、ごはんも自分で食べるようになりました。手足は変形したままですが、それでも姉妹の行くところへ一緒についていって、いつも3匹一緒にいました。そう、いつ見ても一緒、食事も、じゃれるのも、寝るのも、いつも3匹一緒です。もうだめかと思ったときから半年間、実に楽しそうに暮らしていましたから、特別に幸せだったと思います。そして、この偉大な姉ハムは、長生きして私をうんと癒やしてくれました。

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