2話。
1話に引き続きのモビルスーツ戦。
冒頭で前回やらなかった三日月の搭乗までの流れを追っていて、
やや入り組んだ構成だったのがちょっと気になったかな。
敵のモビルワーカー隊を背にしたりとか戦い方が面白かったですね。
しかし阿頼耶識って単語が出てきたところでちょっと笑ってしまう。
思わず現代の聖闘士的な感じをイメージしちゃうな。
自分がその単語に触れたのがそれぐらいってだけですが。
鼻血の後が残ってるところに臨場感がありますが、
横顔にしたところで三日月の相手の言葉の矛盾を突く表情が印象的で、
そういう考え方の差異からの憤りのようなもの、
っていうのを三日月が持っているのを見せられてるのかなという感じに。
タイトルで考えるなら兵士としての思考とは違う部分を描いているという感じなのかなとか。
戦闘後に何人死んだのか聴くシーンでも横顔だったのも気になる感じ。
オルガが殴られて右から鼻血が出るのは三日月との対比でしょうかね。
1話のお嬢さんとのやり取りを踏襲しつつ、字が読めない知識不足ながらも、
明確な知性が示されてるのが大事なのかなーとか。
オルガがいなければっていう形のシーンが多いですが、
その中で三日月の知性はどう出てくるのかっていうか。
ドつきまくる戦闘も良いなと。
子供であるというのに相手が引いてる所に入り込んでいく感じにゾクッと来る感じ。
煙を使った先方も1話の登場シーンを思い出して、
バルバトスの戦い方っていうのを印象づけてくれてていいなと。
少年兵と戦うのに躊躇いがあるっていうのが後々のシーンでも触れられますけど、
あの辺、周囲の反応が漫画チックな感じでちょっと目を引いたかな。
平気じゃないのわかってたのに。
あの鼻血見たら確かになぁみたいな。
ブレスレットを渡し損ねた感じなんだろうか。
ヒロインっぽい感じですがそこまで目立つキャラでもなかったので、
今後どう描かれていくのか楽しみです。
どうでもいいけど平気を兵器と書いてもいいのかなとか一瞬思ったりなど。
姫様リアクション。
目を切るような表情の影の付け方って監督もよくやっていて、
そういうところで緊張感や変化を見せたりしてて印象深いんですが(上で挙げた横顔のところとか)、
三日月の言葉に目を見開く辺りなんかは別の影の付け方してて、
ガチガチのリアル系な作品かと思いきやこういう隙を作るところが面白いなと思います。
自らの状況に暗い表情をするだけのところから、三日月の言葉で見えてくるところを描いてる風で。
監督がよくコンテを修正してる方なので、どっちかは修正されたのかもとか、
そういう憶測を呼ぶようなところでもあったかなーと。
原画や作監、演出の方での修正も考えられるんで一概には言えませんが、
何かしらの意図はやっぱあるのかなーとか思いながら見ちゃいますね。
ED。コンテ演出は大橋誉志光さん。
宇宙に咲く花って感じのエフェクトが印象的でしたね。
EDの原画クレジットはカット順なんでしょうか。
最後の謎トウモロコシとブレスレットなんかがどう本編に絡むのか楽しみです。
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