ばあやの のんび~り日記  

還暦をむかえてからパソコンの勉強を始めて
傘寿も越えてしまいました。
いつまでパソコンできるやら・・・

とお~い国からの年賀状

2020年01月09日 | ばあやの本棚

月初めに歯科検診、温かい日差しを浴びて 玄関前の花たち

 

お正月は、やはり年賀状の楽しみがありますね。
年をかさねるごとに賀状を書く枚数も少なくなっていますが、郵便受けから束になった賀状を手にすると
一枚ずつ読んでは「あ~ お元気でいられたか」と想いをはせているのです。

 

そして嬉しいこと 今年も来ていました。
とお~い国 ミャンマーの国からの年賀状が。


爺やがまだ現役のころの上司 S氏からの年賀状です。
 S氏は、そのころは当然お若くて、勤めをおえて帰る夕方の時刻
社宅2階のアパートの横を通りながら 灯りのともった我が家の人影を見ると
「なにかホッ!としていたものです」と
後でお話を聞いたことがあります。優しい細やかな気持ちのかただと思いました。


平成9年(1997)3月30日

三井が明治政府から払いさげて以来、100年以上に及ぶ三池炭鉱の
歴史の幕が閉じた。
閉山が決まると、学識経験豊かなS氏は、
未開発の国で、炭坑技術を多方面で生かすために出向。

現在は (賀状から一部転載します)
 ミャンマーの人々に日本の伝統技術「炭つくり」を伝え、竹林を整備し、
 竹炭、 竹炭液をつくり日本に輸出する「持続可能な竹炭の里」作りを
 始めます・・・ 
 次の『子』の年まで持続可能な社会に取り組んでいきます。

と結んでありました。今年70才をむかえられたとも。
炭坑閉山から20数年経過、あの頃は痩身で若かったS氏
写真でみると見違えるほどに逞しくなってあるように思います。


一方、福岡県出身の医師、中村 哲氏
アフガンで医療・農業支援に活躍中に銃撃されて73才で亡くなられてから
1月4日で1ヶ月。
30年もの長い間の激務を果たしながら、思い半ばで銃弾に散った尊い命・・・
お慰めの言葉も浮かばずも ただご冥福をいのります。

異国で活躍する日本人のみなぎる血脈、これからも絶やすことなくさらに立派に生かされてゆくことを祈るばかりです。

コメント (4)
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