ばあやの のんび~り日記  

還暦をむかえてからパソコンの勉強を始めて
傘寿も越えてしまいました。
いつまでパソコンできるやら・・・

白内障手術と 加齢黄斑変性 手術回顧録 (1)

2020年01月16日 | ばあやの本棚

新年早々ですが、もしこれから白内障手術を受けるかもしれない・・・
そのようなときが来たら・・・

私の手術記録が少しでもお役に立てるならと思い、綴ってみました。

 白内障手術で視力回復を願い、手術にふみきったが
そう簡単にはいかないようだ。
6年ほど前に加齢黄斑変性の手術をうけていたのが影響するらしい。先生も慎重に考えられて手術の日を迎えた。

手術前の説明は、先生と看護師さんから詳しくていねいになされた。
いよいよか、まずは落ちつけ・・・

昼食後から1番目の患者さんの手術から開始。私は4人のうちの3番目。

「歩いていけます・・・」と言いながらも足元確かめながらゆっくりと手術室へ。

術衣の先生と看護師さんの姿は、37年前の K大学病院での脾臓摘出手術の時を思い起こさせてやはり緊張した。

「楽にしていてくださいね。痛みはなくて短時間でおわりますからね」

先生の言葉を信じて数分間すぎたころだろうか
「今、70%ほど終わりましたからね、今からレンズをいれますよ~」と落ち着いた先生の言葉。

あ~あとすこしで・・・
うまくいきますようにとただそれだけだった。

 

手術は無事に終わり 車椅子にのせられて控室へ。右眼には眼帯がしっかりテープでとめてあり、しばらくは左目でみることになるのだがこれが問題だった。

今まで遠近両用メガネを使用で不自由はなかったが
術後は遠近両用メガネは使用できず当然あわない。 
左目だけではぼんやりしか見えないのだ。

それに片目でものを見るということの難しさを これほど痛感じたことはなかった。わずかだろうが段差がわからず、一歩一歩
足元確かめながら、そろりそろりと進むのだが転ばぬか
ととても怖い。

遠視、乱視、老眼の私はさらに困ったことになった。
左目だけでは見るもの全てがすりガラス越しのようで
ぼんやりして、足元危うく手探り状態でしか歩けない。

財布のお札もよくみえないし、やっとのことで支払い済ませ
タクシーをよんでもらった。

おぼつかない足取りでようやく帰宅。

玄関の鍵穴がぼんやりして何度もいれなおす・・・部屋にはいるなりバックもコートもほうりなげて、ベットへ転がった。

あ~思っていたよりも大変なことになったようだ。
これからどうなるのやろか
明日は右眼のガーゼがはずされて、「スカッ!とした世界が見えますよ」
そうであってほしい。 それだけがけいまは頼みの綱。


いまは、いろいろ考えずに今夜はしっかり眠ってと思っても 
なかなかねつけなかった。

コメント
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