冬の日差しはよわいけど けなげに咲いている撫子の花
ピンクの縞模様が かわいいね
翌日、「9時にきてください」との指示ありで またタクシーをよんだ。
眼科はわりと近くではあるが、患者さんも多い。
ロビーには靴をぬいであがるのだが、患者さんがおおいわりには玄関が狭くて靴脱いで上がるのに一苦労する。幸いにも体幹はしっかりしているので片目でも靴ぬぎには困らなかった。
椅子に座ってから気が付いたが、みんなが足元弱い患者さんばかり、
厚着もしているので身動き危うくて靴をぬいであがるのも
大変なのだ。
杖を突いたり、よろよろしたりで、人の靴ふんづけたりして・・・ようやくスリッパはいて・・・
危うく転びそうな人もありで、見ていてハラハラするが
手助けするには自信もないし、順番待つのが精いっぱい。
やがて名前をよばれて診察室へ。
「いまから眼帯はずしますよ」と 看護師さん。 眼帯の上から絆創膏がしっかりはりついているので一息にバリッとはがれて
「ひゃ~ッ」と声がでそうになった。
目を洗浄後視力の検査。
スカッ!とした視力を期待していたのが見事に外れて
0・4がやっとみえるが・・・
術後が両眼ともに ぼんやり ぼんやり・・・
それに目の保護のために、スキーのゴーグルのような眼鏡もかけておかねばならぬし・・・
さて、この状態で2週間後の左目の手術を待つことになる。
目薬5種類、 右に3種類 左に2種類を一日4~5回
そのたびにきちんと消毒して目薬をささねばならぬ。
天井から目薬を差すような・・・
まさにそのとうりで これがなかなかうまく目にはいらないのだ。1種さすのに2~3滴落としてようやくはいった。
はぁ~ これは大仕事じゃ~
夜間は用心のために右眼には眼帯をかけて眠ってくださいとの
指示。
このせいか何度も目がさめて・・・
朝が来たら、少しはよく見えるようになっているやろか?
慣れた家の中を歩くのさえ手探り状態で、怖い怖い。