白内障手術前のある日のことだった。いつものウオーキングへ。
途中でこんな看板を見て思わず「へ~ぇ?」とたちどまって
おもしろいので携帯でパチリ。
「職人様かぁ~」もう一度みなおしたが
間違いなく・・・様と書いてある。
世の中変わったもんだなぁ
今は売り手市場か?
買い手の雇い主のほうが苦労して技術屋さんを探さなければならぬとは、人手不足の現実をまざまざと見せつけられたような気持になった。
白内障手術当日からしばらくの間は、運転ができないので
手術前夜になじみのHタクシーに予約の電話をいれた。
ところが、「相済みませんが今は予約がとれないのですよ・・・。 お出掛け前に余裕をもってお電話ください」とのことでちょつとびっくり。
当日の朝 携帯電話で余裕をもって配車をたのんだ。住所をいうだけで配車の方はわかるようで待つこと10数分で車が到着。
初老の運転手さんで愛想がよくて「おまたせしました。 どちら迄?」とニコニコ笑顔に ホッ!。
話声も大きくて、はっきりされてあるので 難聴の私も安心して会話ができた。ちなみにお年をきいてみたら
「ハイ 65です・・・あはは~」って。
「以前は、予約ができていたのに今はないのですねぇ」といったら
「は~い、人手がなくてね。若い運転手さんが居ないのですよ。それで車の台数も今はたった3台しかありません。
他にタクシー会社は2~3社ありますがね、そこは夜間は絶対電話には出ないですよ。
今は運転手さんも定時でさっさと帰ります」と。
タクシー業界の思いがけない実情を聞くことができたが、世の中の異変を改めて知ることになり
茫然・・・
あ~、 タクシー会社にも人手不足の波はしっかり押し寄せていたようだ。
もし、夜間に体調が悪くなっても、自分では運転はできないし、爺やは免許証返上で、 万事窮す。
タクシーも来てくれないかもしれない。
ならば救急車か!
あ~これもダメだ! 救急車をむやみに呼ばないようにと指示が来ているし、きっと多忙で手配も遅れるかもしれない。
あ~ たすかる命も みすてられるかもしれないなぁ・・・
大変な世の中になったもんだ。
長生きも 良し悪しかぁ こりゃねぇ・・・