hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

井の頭池のかいぼり29

2018-01-09 05:00:15 | 日記

最近のテレビ番組はますます色々な企画を考えている。特にテレビ東京の『池の水をぜんぶ抜く』は昨年1月からはやくも第7弾、お正月の3時間スペシャルにもなっている。今までに登場した池はすでに17。しかし、井の頭池はそれより前の2016年冬に大規模なかいぼりを行なっている。

今回のかいぼり29と名付けられたものは井の頭公園恩賜公園100年実行委員会が行うもので昨年の12月下旬より徐々に池の水を抜き始めていて、まずは魚類等の採取を1月13〜14日にイベントとして実施。さらに関係者による採取を続け、1月下旬〜3月まで池干しをしてまた元の池に在来種の魚やエビ、亀などを戻す計画である。


今日はその状況を見に井の頭池に向かう。井の頭線井の頭公園駅手前にはローボート、駅の先にはスワンボートや足漕ぎボートが並べられている。スワンボートの中で一羽だけいる眉毛の凛々しい奴もならんでいた。


水門橋の先のひょうたん池からは勢いよくポンプで水が神田川に流されていてこれにより池の水を抜いているのがよくわかる。

ボート池は見るからに水位が下がり、その中で鴨やカイツブリが何とか泳いでいる。

そして七井橋手前の『かいぼり屋』にはかいぼりについての説明のパネルが並べられている。それによるとこのかいぼりは3回繰り返し、水を綺麗にすると同時に在来種に害のあるブルーギルやソウギョ、アメリカザリガニなどを駆除するのが目的であり、前回の2016年のかいぼりにより、湧水が復活しつつあるそうである。

次に七井橋から池全体を見ると水かさが減ったとはいえ、まだ水はあるが、これが1週間でさらに水位が下がり、かいぼりをするのだろう。


寒さきびしき折にボランティアや関係者の努力には敬意を表したい。そして綺麗な井の頭池が復活する日を待つことにしたい。