年が明けて成人の日の3連休が終わると必ず行くイベントがある。そう、あの京王百貨店の一大イベント、第53回元祖有名駅弁と全国うまいもの大会である。今年は1月10日から23日までで、諸事情でようやく20日になって行くことができた。
もう10年以上通っているが、毎年何を買うかでかなり悩むのである。しかし、ブログを始めてから今回で5回目ということもあり、幸いにもブログの中に『トラックレコード(?)』があることに気がついた。記録をひっくり返してみると4回で買った弁当は計11個、1回平均3.75個である。まず、その中身を分析するとメイン食材はウニが4個、牛肉が3個、カニが2個、アナゴが1個(そのほかに50回記念駅弁が1個)となり、なんと常にウニの弁当は買っているのである。
次に売っている駅を調べると東北地方が7個、中国地方が2個、北陸と関東が各1個と圧倒的に東北地方ということになる。一方で11個も買ったのに北海道も九州も1個もないのである。今年はこの空白を埋めるべく、北海道と九州の弁当を探さなくてはならない。
9時過ぎに家を出て新宿の京王百貨店に向かう。9時40分到着したが、正面入口にはすでに30人くらい並んでいる。最後列に並んだが、さらに後ろにはどんどん人が並ぶ。10時にオープンになり、7階までエスカレーターで上がるが既にたくさんの人。
今回は輸送駅弁はあまりに列が長くてあきらめ、チラシの一面に載っていた『まるごと雲丹と本ずわいの乗っけ飯』(小樽駅)の列が短かったので並ぶ。
この弁当屋には『海の輝き』というヒット作もある。実演販売だが、売り子の人は1人、それも一つずつ弁当の包み紙をゴム輪で包むため結構時間がかかる。
そうしている間に周りの列はどんどん伸びて行く。次に買う弁当を『牛肉』にするか、『アナゴ』にするか悩んだが、結局は列の短い『焼き夫婦アナゴめし』(広島駅)に決めて列に並ぶ。10分ほどで無事に購入。
せっかくきた弁当大会なので一回りするが、混んでいるところと空いているところの差が大きい。かにめし(鳥取駅)、いわしのほっかむり(釧路駅)、常陸牛カルビ弁当(水戸駅)などは人気がある。
さらに階段をみると今年も峠の釜めし(横川駅)は上の階まで並んでいる。牛肉ど真ん中(米沢駅)同様、スーパーのイベントや東京駅でも買える駅弁をわざわざここで買うのだろうか、いつも不思議に思う。
最後に駅弁ではないが、阪神百貨店名物のイカ焼きを実演販売しているのを見つけ、デラバンを思わず購入。デザートに伊勢の赤福も買って混雑と列が苦手な私は10時40分に京王百貨店を後にした。(弁当の詳細は次回)