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『かいぼり29』のイベントが1月14、15日と行われていた。先週に引き続き井の頭池に散歩方々行ってみる。
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15日の朝日新聞朝刊にかいぼりの記事が出たからなのか井の頭公園には人が多い。井の頭公園駅を降りて並べられているスワンボートの横を通り、ひょうたん池から池に沿って歩くと先週に比べて水面が大きく下がっているのに気がつく。
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池にはゴイサギやカルガモなどがわずかに残る水の中で餌探しに懸命。一方、シラサギは池を諦めたのか木の上で水面を眺めている。
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先週にも張られていたテントには井の頭池の自然や東京の水利をPRするコーナーもできてパネルの前には人だかり。
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さらに側ではかいぼりの担当者がキャラクターと並んで記者会見の最中であり、やはりかいぼりの効果で外来種の魚類や亀などの増加が止まり、在来種であるモロコやテナガエビなどが増加、さらに日本固有種のスッポンが見つかったなどと話していた。
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かいぼり屋のテントにはそのスッポンと外来種のミシシッピーミドリガメを見ることができた。
七井橋に行くと当たり前の池がすっかり水がなくなり、さらに弁天堂近くでは魚の選り分ける作業のため、寒空の下で沢山の人々が下半身を池の中に浸かりながらも魚を取っているのを見ることができた。
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こうした地道な作業を14年から2年ごとにやることにより美しい井の頭池の復活を目指す人々の努力には本当に頭が下がる。これからは水底を乾かして、また水を入れ、在来種の生き物を入れてやる作業が3月末まで続くようである。
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