hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

おにやんま人形町店〜人形町ランチグルメ

2017-12-21 05:00:43 | グルメ

ついにできました。『きうち』『福そば』『寿々木屋』『蕎麦たかね』『そばよし』と立食いそば・うどんが立ち並ぶ人形町のど真ん中に讃岐うどんの名店『おにやんま』が12月18日に新規オープンです。

入口にはまだ開店記念の花も出ていて華やかな雰囲気。いつものように自販機で『とり天・ちくわ天うどん 温』(490円)を選択、食券を持って入店。

しかし、店内は新橋店を小さくした必要なもの以外は何もない造りの店、もちろん、席はなし。ただ、寒いためファンヒーターが頑張っている。カウンターで食券を渡すとすぐに茹でてあるうどんを鍋にいれ、これを取り出し、温めた丼に放り込み、天ぷらと青ネギを載せ、ツユを掛けて出してくれる。ただ、まだ開店まもないためか、心なしか動作が硬い。

テーブル、といってもほぼ直線の棚のみだが、その上には揚げ玉、生姜、醤油、一味などが置いてある。

私は生姜を入れてツユを一口。いや〜、いりこ出汁が美味い。うどんも程よくコシがあり、天ぷらもサクサクしていて美味い。特にちくわ天は半分のちくわを揚げたもので量もしっかりあるのがいい。これを食べるのにも5分。無理をいうようだけど、もう少しツユが多いと嬉しいな。

入店が11時だったのでさすがに当初は客は他にいなかったが、食べ始めた頃には次々と押し寄せている。この分なら12時過ぎはさぞや混んでいるだろう。とにかく、おにやんまが徒歩圏に出来たことは大変喜ばしい、本気で毎日行きそうである。あ〜あ、美味かった。

おにやんま人形町店
中央区日本橋人形町2ー6ー1
09059138936

西葛西駅(2)

2017-12-20 05:00:58 | 日記

『メトロに乗って』その74。中川沿いの道を少し上流に向かって歩く。高速道路の向こうにはスカイツリーがあるが、真ん中を切られた格好。川には管理者のモーターボートやダルマ船を引くキャッチャーボート。


しかし、驚くほど静かでたまに通る地下鉄の音ばかりが響く。しばらく川沿いに歩くと葛西橋が近づいてくるが、ここにも釣り人をまた1人発見。3本も釣竿をセットしているが、魚籠を見るとアジらしき魚が4匹。釣れるらしい。

堤防をまた登り、葛西橋通りを目指す。この辺りは車優先であり、歩道は大回り。少し変わった『ラーメンの王様』という古めかしい店の前を通る。

その先、船堀街道を左に曲がると行船公園に行き着く。アド街でも取り上げていたが、公園が沢山ある地域である。


公園にはいると立派な銅像、題字は元首相の福田赳夫が書いている。田中源とは元は農家で大正から昭和20年頃まで活躍した地元の代議士であった。地元に愛され、貢献した人なのかもしれない。


この公園には無料で入ることができる小さな動物園が併設されている。『小さな』とは言ったが、ペンギン、アリクイ、レッサーパンダ、クモザル、ミーアキャット、リスなど猛獣こそいないものの、結構な種類がいる立派な動物園である。


触れ合いコーナーではモルモットやヒツジ、ウサギ、ヤギなどと触れ合うこともでき、小さな子供には十分なスペック、子供達も緊張もなく楽しそうだ。


公園を出て、葛西橋通りを渡り、イオンの横を曲がると団地が次々と出てくる。それにしてもこの街にはインド系の人が多い。


何組もの親子連れにすれ違う。そこから10分ほど歩くと元の西葛西駅。距離はあったが、下町は平らであり、散歩にはちょうど良い。それにしても西葛西は公園も多くファミリーには住みやすい街のようである。

葉牡丹

2017-12-19 05:00:10 | 日記

我が家の庭は前に家が建って以降、特に秋以降は日当たりが悪く、中々植物が育たない。以前はシクラメンやパンジーなども植えたが、いつのまにか枯れてしまい、生き残っても花が殆どつかない。

そのため、冬の庭を飾るのは千両・万両と葉牡丹くらいしかない。ただ、千両は赤や黄色の実を付けてはいるが、鳥たちの餌になるので正月までは網をかけている。そのため、寂しい花壇に葉牡丹を買って来て植えた。

農協に行くとそんな事情を知ってか知らずか、今の時期には葉牡丹祭りと称して沢山の種類の葉牡丹が並んでいる。

葉牡丹は大まかに色は赤紫色のものと白いもの、葉の形状は丸いもの、縮れたもの、ギザギザに成っているものに分類できるが、最近は葉の黒い『ブラックリーフ』などという品種もある。また、高く枝状に作る『踊りハボタン』という作り方もあり、中々楽しい。

球の大きさ、葉の縮れ具合など多種多用ではあるが、ハボタンの原種はキャベツの仲間で元は食用であった。これを江戸時代頃から観賞用に育ててきたものであり、ちょうど鮒から金魚を作ったようなものである。

耐寒性が強く、日当たりは半日陰でも何とかなるため、来年の春まで頑張って我が家の庭を楽しませて欲しいものである。


(我が家の花壇のハボタン)
なお、春になるとこの真ん中辺りが盛り上がり、花茎が出てきて4月には菜の花のような黄色い花を付けるが、そのままにしておくと実を付けて枯れてしまうので切り取らないといけない。花を見るとアブラナ科の植物であることが実感できるのである。

ふくのもと〜江戸川橋グルメ

2017-12-18 05:00:56 | グルメ

今年も早いもので残りの日数もかなり少なくなった。となれば忘年会、飲み仲間4人で江戸川橋まで遠征ということになった。江戸川橋近くの神田川沿いには『はし本』や『いしばし』といった鰻の名店が多い。今回伺ったのは、その近くで最近開店した『ふくのもと』というお店。江戸川橋駅から5分、飯田橋駅からは11分のところにある。

この店は調理担当のご主人とフロア担当の奥様の2人で店を切り盛りしている。また、メニューは飲み物だけで料理は全てお任せである。


まずは生ビールの小グラスで乾杯。お通しは『あん肝ポン酢』、ワカメとキュウリが添えられ、美味い。


珍味盛り合わせ(牡蠣のオイル漬け、湯葉刺身、牛蒡の煮物、卵焼き、いぶりがっことクリームチーズ、炙りかますのすし)が出てきたところで日本酒に。最初はスパークリング系の自然郷(福島県)の小瓶を取ってみんなで分ける。香りが良い軽めの発泡があてにピッタリ。特にいぶりがっことクリームチーズはナルトのようなぐるぐる巻きになっていてビジュアルでも驚かされた。


次に刺身盛り合わせ(スミイカ、カンパチ、ヨコワ、タイ)となったところで『栄光富士』(山形県)。今回の酒米は美山錦、フルーティな味わいでついつい酒が進む。1合を4人で分けるからすぐ無くなる。


汁物は牛肉とジャガイモ(インカのめざめ)、マッシュルームなどが入っている。汁は牛肉の風味がよく出たしっかりした味付け、肉はホロリとなるほどよく煮えていて中々ないいかにも創作和食といったメニューだが、素材が生かされて、よくできている。これに合わせたのは八反錦の親の八反草で作られた富久長(広島県)、このどっしりとした日本酒は牛肉に負けていない。

焼き物は鱈の幽庵焼き、そしてこの鱈の白子の天ぷら。鱈の身ももちろん美味いが、とろけて熱い白子の天ぷらは最高である。酒は笑四季(滋賀県)、マニアックラブはラベルはもちろん、味も不思議な味わい。


そして、牛はらみのたたき風。塩胡椒してあるはらみに2種類のソース、特に生七味とホースラディッシュが絶妙な味でうちに持って帰りたいくらい。最後は酒屋八兵衛(三重県)、だんだん酒の味がわからなくなってきたが、最後の組み合わせは大変良かった。


締めはキノコの炊き込みご飯。白舞茸の味がご飯に移り、少し加えたごま油が香る。普段はご飯はお代わりしない私も手が出てしまう。また、お椀も美味いし、その蓋の裏の美しさにも感動。料理だけでなく、器へのこだわりもなかなか。


デザートはヨーグルトのシャーベットとプリン。お店からのサービスで木戸泉(千葉県)の古酒、ひね香と酸っぱ味がデザートの甘さによく合う。


この店はワインの取り揃えもあるが、日本酒に変えてワインでもいけるメニューであった。これで大1枚でお釣りがくるコスパの良さにも感動。盛り上げていただいた店に感謝、とても楽しい忘年会となった。


ふくのもと
文京区水道2ー4ー1
0368015339



西葛西駅(1)

2017-12-17 05:00:40 | 日記

『メトロに乗って』その73。今回は東京メトロ東西線西葛西駅で降りてぶらっとしてみる。南砂町駅を出た電車は荒川・中川を渡る長い鉄橋を越えて西葛西駅に到着、この駅からが地上駅になる。


西葛西駅は1969年東陽町〜西船橋開業時にはなかった駅で1979年10月に開業、その後も人口増加などからわずかながら1日平均の乗降客数も増加、2015年には10万人の大台に乗っている。現在の駅舎は2000年に大規模な工事をして完成した。


3階がホーム、2階が改札口、1階が『西葛西メトロショッピングセンター』というショッピングモールとなっている。1階まで降りてショッピングセンターをぶらぶらするが、約80軒の店が並んでいて壮観である。


1号館まで行き、横断歩道を渡り、左に向かう。少し行くと子供の広場という児童公園、砂場横には恐竜、また、区画整理完成記念の碑がある。

通りを挟んで反対側には江戸川区球場、たぶん高校野球予選などでは熱戦がみられたのであろう。

そのまま清砂大橋通りを行くと、首都高速清新町ランプを左手に見えてきて、次の交差点の先は車の量が急激に減る。

右手には西葛西八幡神社、社殿の新しい神社で旧小島町の鎮守として祀られたと書かれている。


さらに左手を見ると旧葛西海岸堤防。昔はこの地は『将監の鼻』と呼ばれた海への玄関口であった。海は遠浅で潮干狩りなどで賑わったが、1947年のカスリーン台風、1949年のキティ台風などで大きな被害が出て4.5kmに渡る堤防が作られた。しかし、1972年からの都の埋め立て事業により、遥か沖まで埋め立てられ、新たな堤防が作られたが、その記念として残されている。

少し歩くと中川に出る。この辺りの川は地表と同じか少し高いところを流れているため、堤防の階段を登るが、上に着くとゆったりと中川が流れ、すぐ上に地下鉄と高速道路の鉄橋が続く。

川沿いの道には2、3人、ジョギングをする人、散歩をする人、釣糸を垂らす人と色々いるが、流石に寒い。(以下、次回)

やしま〜西葛西ランチグルメ

2017-12-16 05:00:31 | グルメ

久しぶりに駅の立ち食いそばにチャレンジ。東京メトロ西葛西駅の1階にあるメトロセンター2番街にある『やしま』というお店にお邪魔する。

実は食べログの評点が3.56、昨年のアド街でも西葛西の回に19位となっている名店である。とはいえ、自販機で食券を買い、カウンターのおじさんに渡すと1分足らずで蕎麦が到着する。今回は舞茸天とかき揚げで悩み、かき揚げそば(380円)にしてみる。

店には1時過ぎに到着したが、ほぼ満席。と言っても立つスペースがないだけだが。因みに隣に4人席のテーブルが2つ、こちらはなぜか空いている。

到着したそばを見てビックリ。そばにネギとワカメ、さらに丼の直径よりかき揚げの直径が大きく、垂直に入れてある。まずはツユから、これが澄んだ汁で出汁が効いていて美味い。

東京のクドイ黒いツユではなく、かなり上品である。かき揚げはカラッと揚がっていて軽い。ツユのついたところはシットリ。蕎麦自体はゆで蕎麦ながら細めのコシのある麺でなかなか良い。とにかく、かき揚げが大きく、持ち上げるのに苦労するが、バランスがよい蕎麦である。

さらに寒い外気を受けながら熱い蕎麦をすするのはかなりの贅沢。いやいや、今回は大当たり、ご馳走さまでした。なお、季節の天ぷらがあり、少し安いが、今回は舞茸天でした。

やしま
江戸川区西葛西6ー14ー31メトロセンター2番街

関東鉄道竜ヶ崎線(3)

2017-12-15 05:00:50 | 日記

『鉄道シリーズ』その191。竜ヶ崎城址を降りて広い道に出るが、結構歩いたので足が痛い。町名の表示板には稀勢の里のポスター、地元牛久市と近いことを思い出す。

すると、ちょうど目の前には竜ヶ崎二高前のバス停がある。まあ、バスなど来ないだろうと時刻表を見ると1日4本しかないバスがあと5分で来るようである。


何気なく電柱を見て気づいた。市の名前は『龍ヶ崎市』、しかしバス停は『竜ヶ崎二高』、さらに行き先も『竜ヶ崎駅』。龍と竜どちらが正式なのだろうか?どうも、ルールもなしに使い分けているようだ。

そんなことを考えているうちに関鉄バスがやってきて乗り込むが他に乗客はなし。バスは竜ヶ崎一高を周り、駅に行くが、やはり終点まで私一人であった。

駅前のバス停で降り、駅の待合室で15分くらい待つが、本当に時間が30年くらい止まったような場所で、こうした風景が観れるのがローカル私鉄の旅の醍醐味。発車5分前には改札を始めるアナウンスがあるが、殆どの人は乗車券を買わずにSuicaの自動改札にタッチするだけ。それでも改札口には駅員が配置されている。

帰りも行きと同じ気動車キハ2001。車内には竜ヶ崎名物なのか、コロッケのコマーシャルがあちこちに、極め付けはつり革の上にコロッケが乗っている。


定時に気動車は竜ヶ崎駅を発車、20人くらいが乗っている。途中の入地駅ではやはり乗降客は0。そして6分後佐貫駅に到着。JRへの乗換の途中にある立食いそばやで名物のコロッケを発見、150円出して購入する。


JRの車内でパクつくが、少し冷えた普通のコロッケ。でも小腹がすいていたので美味かった。

よかよか〜新橋ランチグルメ

2017-12-14 05:00:37 | グルメ

仕事で新橋から虎ノ門に歩いている途中に『博多うどん』の看板を発見、ここは以前にも見た覚えがあるが、入ったことがない。うどんと一言で言っても讃岐うどんのように太さもあり、腰も強いもの、稲庭うどんや五島うどんのように基本は乾麺で喉越しを楽しむものなど色々あるが、博多に4年半住んでいたせいか、柔らかく、簡単に嚙み切れる博多うどんには愛着がある。

店の名前は『よかよか』、博多弁でいいよ、という意味だが、イントネーションで意味が変わる。笑って『よかよか』は大丈夫とか、いいよ、という意味だが、しかめっ面で『もう、よかよか』というともうごめんだという意味に変わるから難しい。もちろん、この店の屋号は前者だろうが。

入口の券売機で食券を買うシステム、ランチは2つあり、かしわ飯とトッピング1種類(今日は肉)がつく①セット(600円)にゴボウ天(200円)を足す。カウンターに食券を出すとすぐにつくってくれ、席に持って行って食べる。

ただし、席は6人分しかないが。まずはツユを一口、薄口醤油に出汁がきいて、少し甘いのが特徴。思わず懐かしくなる。うどんは普通の太さだが、柔らかい。

簡単に嚙み切れ、歯ごたえはないのがまた嬉しい。ゴボウ天は5つ、まだツユが滲みないカリカリのうちに一口、こちらは歯ごたえがよく、少し甘くて美味い。肉も薄味ながら、甘辛いが、これらは全て甘口の九州の醤油の味である。

かしわ飯も薄味だが、鶏肉から出る脂もあり、これにゴボウがマッチしていて、量は少ないが結構ボリュームがある。私は最初にうどんを大方食べて、かしわ飯を食べながら、ツユを飲むというのが流儀。量も程よく、オーバーに言うと博多にいるような気になることができる。

夜は丸天やゴボウ天、博多おでん、手羽先などをつまみにして、あの、はせがわ酒店から入れている銘酒を軽く飲めるようで後ろにある冷蔵庫には沢山の種類の日本酒が並んでいた。夜も良さげである。

よかよか 新虎店
港区西新橋2ー18ー9

関東鉄道竜ヶ崎線(2)

2017-12-13 05:00:47 | 日記

『鉄道シリーズ』その190。竜ヶ崎駅の構内を出て竜ヶ崎の街を歩いて見る。駅から出て最初にある店は学生服を売る店。他にもスペースはあるが、今営業している店はない。横断歩道まで行くと右手に古い寺院、塀は新たに作ったのか新しい。

門には『米薬師』とのみ書いてあるが、寺の名前すらなく、誰もいない。入口近くに石仏が一つと石碑のみ。ニシキギの赤とイチョウの黄色が美しい。


後で調べると江戸時代には竜ヶ崎は仙台伊達藩の領地であったが、東西の護りとして西が米町薬師堂、東が医王院(砂町薬師堂)と定めて1740年に造立されたもの。内部には薬師如来をはじめ、月光・日光菩薩、十二神将像もあるらしい。

駅前の道を歩いて行くと商店の痕跡はたくさんあるが、開いている店は書店や理髪店くらいで飲食店などは殆ど閉店済み、アーケードではないが、シャッター通り化している。


少し歩くと右手に八坂神社が現れる。この神社は頼朝の家臣であった下川辺政義が1186年に貝原塚八坂神社の分社として建立したものである。現在の社殿は1861年に再建されたもの。


参拝者も数人いて見事に色づいたイチョウや面白い顔の狛犬の写真を撮っていた。


次の信号を左に曲がれば城跡に繋がる道だが、そこまでもかなり遠い。左に曲がり、1キロほど歩いて右に小高い丘が見えてくる。たぶん城跡だろうと行くと道が二又に分かれて左の上り坂の先には竜ヶ崎第二高校があるようだ。坂を登りきったところには校門。


横を見ると木の間から街が一望できる。その先には神社らしき建物。鳥居には鹿島神社とあるが、社はこじんまりとしていた。祭事の時以外は誰も来ないだろう。


今度は校門横にある階段を降りると龍ケ峯の石碑。城跡は龍ケ峯と呼ばれ、室町時代に城が置かれていたことを知る。(以下、次回)

らいん〜日本橋ランチグルメ

2017-12-12 05:00:42 | グルメ

日本橋のランチタイムは良く長い列に遭遇する。たぶん、最長は天丼の『金子半之助』、天ぷらめしの『金子半之助』も最近は列も長く、讃岐うどんの『ほし野』、立食いそばの『そばよし』あたりも長くなる。

しかし、列ができなくても気になる店がある。金子半之助のそばにあるカレーの店(昼)『らいん』はその一つで、メニューは辛口のビーフカレー(860円)と甘口のポークカレー(810円)の2種類のみ。

思い切って店に入ると完全に喫茶店の造り、真ん中には石油ストーブ。しかし、夜は居酒屋と明記されている。カウンター内にはおじいさんが2人、ホールには女性1人。注文は辛口のビーフカレーにしてみるが、大盛は流石に300円増しを見てやめておく。


カレーだから、すぐ出るかなと思ったが7、8分待たされ、金属製の学食くらいでしか見なくなった皿に入ったカレーが登場。付け合わせは大きな容器の中には、はりはり漬けのようなたくわん。

カレーには肉片が5、6個入っているが、ルーは少ない目。まあ、ルーが少なくてもたくわんがあるから大丈夫だが。ルーはサラッとした粘性のないタイプ。味は辛目でスパイスがよく効いてそれなりにはうまい。

しかし、860円でこれしかないのというコスパの悪さにはびっくり。それでもいつのまにか8人くらいお客さんも入っており、この味はくせになるのかな?と勝手に考える。それほど時間もかからずに完食。

まあ、腹八分目は医者いらずというくらいだから適量なのかもしれないが、いくら手作りカレーでもやはり高いね。残念ながら、再訪はないでしょう。

らいん
中央区日本橋室町1ー11ー2
0332795084