かぶれの世界(新)

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明るくなるまで待って

2022-07-15 21:40:08 | 日記・エッセイ・コラム
今朝起きるて何時もの様にベッドで血圧や体温・体重を測り、書斎でテレビニュースの始まりを確認して1階に下りた。今朝は曇天で階下は薄暗かった。台所の灯りのスイッチを押したが点灯せず、食事をする台所の隣の居間の灯りやテレビも電気が入らなかった。

2階は電灯もテレビ等全て問題なく動いたのに1階の家電は何故か動かなかった。ということは1階の電気のブレーカーが飛んでいるということだと気付いた。それにしても薄暗い。玄関の裏側のブレーカー箱の蓋を開けると、大元のブレーカーがOFFになっていた。

実は大元と思ったのは間違いで、1階のみの電気をオンオフするブレーカーだった。20年弱前に退職後実家の2階を全面改装した時、2階は使用目的ごとにブレーカーを設定したが、1階は全電気供給に対してブレーカー1個の昔のままになっていたようだ。

それから、昨夜就寝後の真夜中に大音響とともに雷雨が降ったことを思い出した。その時に1階のブレーカーがぶっ飛び、2階の個々のブレーカーは何ともなかったようだ。滅多に触ることのない1階のブレーカーをオンにすると、それまでに私が触った部屋の灯りや家電に電気が入った。

多分、1階のどこかで微妙に漏電があり、そのせいで昨夜の雷でブレーカーが飛んだと思われる。どうしていいか分からないので、そのままにした。もし2階に漏電があったら厄介なことになっていたかも知れないと思う。

この記事の題を「明るくなるまで待って」にしたのは、昨日NHKのテレビ映画「暗くなるまで待って」を見たからだ。盲目の主人公(Aヘップバーン)が強盗に襲われ、夜中になるのを待ち真っ暗い部屋で盲目の弱点を有利にして強盗をやっつける映画だ。聞いたことはあるが初めて見た。

昔の農家の造りの1階に階段を下りて行く時に、薄暗くなって見づらくなり昨日見た映画を思い出した。特に北側の居間はカーテンが閉まっていると外の光が殆ど入らない。今まで私はリモコンでテレビを点けて灯代わりにしてたことに気付いた。

だが、それは現代の話。築100年以上の実家では祖先は明るくなるまで待って食事を準備したのか、それともランプか蝋燭を点けて朝食を食べたのだろうか。■

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