かぶれの世界(新)

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渡らない渡り鳥

2024-09-18 19:55:20 | 日記・エッセイ・コラム
最近は昼間に35度近い温度上昇する天気予報がある時を除いて、朝夕コーヒータイムの後で気温が30度以下の時間帯を狙って3-4キロの短い距離の散歩をしている。一時期より少ない羽数の、単独か対のサギをよく見かける。だが、渡り鳥のはずなのに1年中見かける、多分今年も秋になり気温が下がっても減らないだろうと予想する。

先月末に自転車のタイヤがパンクした時と同じルートで、犬を散歩させる見かけ同年代のお婆さんに出会った。多分土地の人で事情を知っているはずと思い、何故サギが肱川沿いに年中居座っているのだろうと聞いてみた。私はこの地で中学まで育ちそれ以降は東京に住むと断って聞くと、何と彼女も大阪で育ち結婚してこの地に住んでいるという。だが、サギが渡らないのは認識していた。

彼女もサギが渡り鳥のはずなのに何故引っ越しして「越冬しない」のか分からないという。それを言うなら近年の日本は冬でも気温が上昇し、川沿いは餌に恵まれているので引越し不要にになったと聞いたことがある。私が子供の頃の夏は30度を超すと暑いと言い、河川敷は砂利だらけだった。だが今では河川敷には背の高い雑草に覆われている。多分、栄養分に恵まれているのだろう。

かつてはサギといえば白色だったが、最近よく見かけるのは灰色の羽をしたサギ(アオサギ、多分)だ。数日前に散歩に出かけた時、内水が本流に流れ込まないようにする水門の前に出来た小池から飛び立った巨大な鳥を見た。私から2-3mの距離にいた小池内のアオサギだった。そんな近くから鳥を見たことがないが、私の目には羽を広げると2m位に見えた。

私が見たアオサギは殆どの場合、単独行動で移動していた。この記事を書きながら情報検索すると、白サギと形は同じ様に見えるが、別種の渡り鳥で白サギより少し大きめなのだそうだ。実際、今日夕方に散歩の帰りに見た白サギが3羽纏まって河川敷にいたが、その近くにアオサギが2羽別々に夕焼け空を飛んでいた。近くに飛んでいたトンビに比べるとアオサギと言えども優雅に見えた。■
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