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理解できない株価の乱高下

2024-08-21 21:10:48 | 社会・経済
今朝パソコンを開き株式市場をチェックすると、先月11日から始まった暴落の約半分を取り戻していた。良かったと思うより、何故こんなに株価が乱高下したのか訳が分からず困惑した。昨日からの日本経済新聞のコラム「急落・急騰 日本株の真相」を見て少しわかった気がした。

何故株価の変動幅がこんなに大きいのか、記事は日本株の変動率は41%と世界最悪と指摘した。きっかけは米国S&P500の14%の下落だったが、市場を動かしたのは日本マネーではなかった。記事によると日本株売買の現物株7割、先物8割は海外投資家によるものという。

更にその半分をヘッジファンドが占めたという。彼らは日銀が利上げに積極的で米雇用統計が弱いのを見て、コンピューターで判断して株安に拍車をかけた。結果的に海外投資家は日本株を売ったといより日本株の比率を減らした、という見方の方が正しいと感じた。

私はリーマンショックで大損失を被った時と同じだと思った。日本株が暴落した時に売り買いの主役は海外投資家だったと知り、私は日本株を全て処分し仕事柄よく知っていた米国のIT株を買った。外人投資家に株価を左右される日本株を持ちたくなかった。素人投資家の私だが、マスコミに登場してもっともらしい解説をする日本人投資評論家の意見を聞きたくなかった。

今回私の投資総額は7月の後半から徐々に下落はじめ、8月3日頃から下落幅が大きくなり、8日から徐々に値を戻し始めた。私の場合は株と信託合わせ殆ど外貨資産で、株価と為替の変動が合わさって資産額は微妙に変化するので、正直言って私自身明快な解釈は出来ない。

だが、今回のような短期間で乱高下する日本の株式投資に手を出す気持ちはなれない、今回の株価の乱高下はまるでラスベガスの賭け事ようだ。一方で株価が割安になるのを待って投資し、長期的な勝負をするバフェット流投資をする暇もない。もう少し勉強しろということか。■

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