かぶれの世界(新)

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

憶測を流したメディアの反省不足

2024-04-21 10:34:58 | 社会・経済
大谷選手の元通訳水原氏の賭博疑惑に係るメディアの先走り疑惑報道は、一転して連邦検察の捜査により大谷選手は関与してないことが証明された。その間の報道は真偽のほどが曖昧なままに憶測に基づく情報を連日のように伝え、我が家の視聴者はとても嫌な思いをした。

発信者は主に米国の弁護士資格を持つ人達が米国メディアの刺激的な内容のみを切り取って発信し、それをワイドショーの芸人出身のコメンテーター等が乗っかって視聴者にもっともらしく伝えたと言われている。巨額のお金が無くなったことを大谷選手が知らなかったのは可笑しいという声は、捜査状況が落ち着く最後まで専門家の発言を何度も聞いた。

まるで無責任な発信が満ち溢れるSNSの世界であり、マスコミはそれを節度なく刺激的に報じたというのが私の印象だ。その一方で与党の裏金疑惑を同じマスコミが報じるのを聞くと、その金額の差にお前らバカじゃないかと思わず口に出した。疑惑報道が落ち着いた今、マスコミは何故こういう事態になったのか深く反省し、責任を明確にしなければならにと私は思う。

このまま何もしないで放置しておけば、今後も同様な現象が再発する恐れがある。既に根拠不明の発言を反省して謝罪したマスコミやコメンテーターがいるようだが、個人的な反省の弁だけでいいのだろうか。米国かぶれの私が言うのもなんだが、米国の方がこの手の悪質な報道は多いと思う。だが、反対意見も多くその中で意見を戦わせる覚悟を持った発信者に期待したい。■

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 帰郷前の地震 | トップ | 田舎暮らし雑感2024(1... »

コメントを投稿

社会・経済」カテゴリの最新記事