八十路徒然なるままに

のどかなる日影に、垣根の草もえ出づるころより、やや春ふかく霞わたりてーーー。徒然草より

節供が過ぎたのに寒い

2011年03月05日 14時39分52秒 | Weblog
ちょっとばかりの仕事の多忙と、日々の雑事、体調不良で、ブログもできなかった。体が資本とは理解しているが、ちょっとの無理でも、無理がきかない歳になっている。節供が過ぎたのに寒い風。懐の冷風、政治の不景気風が、身にしみている。身にしみる風は、誰のせいでもない。自分の身は、自分で守るしかない。「わかっちゃいるけぇど---」だ。正月に授かった神札に、「喜寿」っとある。神様もちょっとは、案じてくれているのだと、思っている。あらためて、神札を見ながら、遠の昔の過ぎ去った戦中、長い戦後の貧の時代を、思い返している。大方の方々は、戦争の悲惨さは知るよしもないでしょうが。今、ぽつぽつぽつと、文を書いている手が冷たい。外は、これでもかぁっと寒そうに、風がうなっている。スト-ブの暖気を、押しのけて、隙間風か、首筋をなでている。何時になったら、懐の冷たさがとれるものやら。はかない望みを、またまたしている。後ろ向きにしか考えられない歳だなぁぁっと、自戒している。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする