八十路徒然なるままに

のどかなる日影に、垣根の草もえ出づるころより、やや春ふかく霞わたりてーーー。徒然草より

大地震の日

2011年03月29日 18時57分14秒 | Weblog
地震発生の時は、勿来方面へ、バイパスを走行中。緊急地震速報で、知り、ゆれが激しくなってから、下り勾配の所に停車した。眼前の陸橋が、照明塔の柱が、右に左に、上下に、激しくたわみ、激しくゆすり動いた。すべり落ちないかと、必死にブレーキぺタルを踏みこんでいた。ゆれが収まり、走り出すと渋滞になり、バイパスから左折して下りた。帰宅を急いだが、気ばかりせいでいた。渋滞中に、何をすればいいのかと、考えていた。水道から、飲み水の確保、トイレ用に風呂に水をはった。店先の、一間大の、半間大の、2枚の分厚いガラスが割れた。取り除いたあと、近所に声かけてまわった。普段は挨拶程度だが、ひとり暮らしの方には、水がないというので、やかんに一つ、トイレが困ったというので、バケツ3杯を、届けた。隣組には、4人のひとり暮らしの方がいる。全員の無事を確認した。夜になって、何か連絡事項があるかもしれないと、市役所にいってみた。大地震のあと、すぐなので、まだなかった。自主防災会の文字が入っている、ヘルメットはありがたかった。深夜になってから、割れたしまったガラス戸に、ベニヤ板で、目隠しをした。ありあわせで作った、おにぎりをほおばっていても、余震に驚かされ、そのたびに、見まわりにでた。空家のガラス戸が開いていたり、剥がれ落ちた側壁を、道路の端にかたずけたりと、長い一日だった。床に入ったのは、午前3時をまわっていた。画像は、冷蔵庫とか、置き忘れていたのを、かき集めた、飲み水

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