八十路徒然なるままに

すざまじきものにして見る人もなき月の寒けく澄める、廿日のあまりの空こそ、心ぼそきものなれ。徒然草より

故郷の廃家 続き

2012年06月03日 19時53分26秒 | Weblog
地震、津波、原発事故。これらの被害を受けた方々は、この歌は、苦々しく思っていると思う。原発事故での方々は、住みたくても住めない。避難をしている知り合いから話を聞くと、一時帰宅のたびに、家屋の荒れがひどくなっているという。長い年月をかけて、住むことにしていたのにと、残念でしょうがないという。こんなことをブログに書いているが、間接的に被害が生じている。せまい日本全国各地に、原子力発電所がある。その近くの地盤には、断層が走っているという。断層があるところに、温泉が涌き出ているようだ。今回の大地震は、ものすごい長さの距離で、地盤が動き、地盤の沈下もはげしいという。大津波によって引き起こされた、原発事故、故郷の廃家は、思い出したくない、歌かもしれない。
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