八十路徒然なるままに

早稲田かりほすなど、とりあつめたる事は、秋のみぞ多かる。また、野分の朝こそをかしけれ。徒然草より

菊の節句

2020年09月08日 20時42分27秒 | Weblog

今日は、九月九日は、重陽の節句という。数字には、陽の数字が、奇数で、陰の数字は、偶数という。なんか、易の原理からのようだ。難しいことなので、分かりません。「一」、「三」、「五」、「七」、「九」と、重なって、陽の数字では、最高になるという。太陰太陽暦の、九月九日は、今年は、十月の二十五日になる。菊の節句という。また、栗ご飯を食べるのも、よしとか。昔は、自然を愛でるのだろう。画像は、だいぶ前の、我が家のお墓に供えた菊。花屋さんからは、菊の単品で、割高な値でも、買ってくる。お墓は、春と秋の彼岸と、お盆と、義父の命日に、供える。仏壇には、常に供えている。夏場は、すぐにダメになるが、寒い時期には、かなり長い間、枯れない。花屋さんには、菊の単品が、無い時もある。残暑が厳しいのは、もうしばらく、続くのだろう。昨晩も、暑かった。草むらの一匹の虫は、蒸し暑くても、勢いよく鳴いていた。秋の巡りが、来ているようだ。

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在宅介護中

2020年09月08日 13時37分54秒 | Weblog

画像は、昨年の百五歳の、記念の小冊子に、綴り込んだもの。百六歳になって、ひと月が過ぎる。いずれの日にか、この世との別れになる。どういう状態で、別れになるかは、分からない。今考えられるのは、三通りかなあ。老衰と、誤飲してのと、眠っている間にと、考えている。老衰は。食事を美味しそうに、食べているので、これはない。誤飲するのは、あるかも。半眠りしながら、食べることもある。これは、後ろ首筋の背の所を、どんどんどんと、叩く。「げっほぉ」とすれば、大丈夫。ある時のこと。ばあちゃんが、「そんなに、ぶん殴っこと、ねがっぺぇ」と、聞こえた。「ぜろっぜろっ」としているときは、とんとんとんと、叩く。これで、誤飲も、防げる。就寝中に、「おさらば」するのは、分からない。これは仕方のないこと。最終末期になっているが、それなりに、生きている。生きているのが、すまなさそうな顔に、見える時がある。頭の中では、いろいろと、考えているのだろう。

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