八十路徒然なるままに

すざまじきものにして見る人もなき月の寒けく澄める、廿日のあまりの空こそ、心ぼそきものなれ。徒然草より

浄土宗開宗

2024年06月17日 12時44分19秒 | Weblog

昨16日に、浄土宗開宗850年の記念式典が、白土山福寿院 宝国寺であり、出席をした。本山からの使者の和尚さんの法話からはじまった。法然上人は、幼いころ、父が夜討にあい、15歳ころ出家をした。18歳に、法然房源空の名を授かる。仏教は、世界の多くの各地に、それぞれの教えがあり、日本にも多くの、仏教があって、その頃の仏教は、「戒-かい―決まりを守る」、「定ーじょう―心を静める」、「慧ーえー知恵を極める」の、三学から悟りを求めるのが、すべてだった。法然上人は、三学より、もっとなにかがあるはずと、経蔵に籠り、43歳の時に、阿弥陀様のご本願に、出会われたという。「南無阿弥陀仏」というお念仏をお称えすれば、すべての人が、苦しみのない極楽浄土に往かれると説い、多くの人々に広まったという。御法話は、「元祖大師御法話にのたまわく」という、人々に話しをしたそのものを、凡夫も唱和しながらの法話だった。檀徒席も満杯で、立錐して、拝聴していた方も多かった。法話の後の、式典は、多くの和尚さんての読経と、太鼓や笙の音とが、響いていた。画像は、資料の一ページからです。

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