八十路徒然なるままに

春暮れてのち夏になり、夏果てて秋の来るにはあらず、春はやがて夏の気をもよほしーーー。徒然草より

一葉知秋

2024年10月21日 11時19分34秒 | Weblog

画像は、閼伽井嶽薬師、常福寺の西側の樹々。19日は、残暑厳しく山道を、エアコンで涼しみながら走行をした。広い境内と本堂への石段を登ると、汗が噴き出してしまい、写経場では、扇風機の風で、涼しんだ。七五三のお祝いの祈祷が、三組ほどあり、着飾った女の子等に、着物姿の男の子に、両親と祖父母が添って、話し声も、写真を撮るのも、賑わしかった。女性の写経生と、邪魔しないように、離れたところから見ていた。写経会は、勤行式で経を唱え、法話になった。「十善戒」、「十ケの良い行いの習慣を持つことを、仏さまに約束をすることで、不殺生、不偸盗、不邪淫、不妄語、不悪口、などなど、してはいけないことだった。心穏やかに、むさぼりをしない、正しい物事をみるを、習慣とすることを、自らの行いの戒律とするようにだった。法話が終わり、女性の写経生が、「破戒は無戒に勝る」ということもあると、発言をした。写経会が終わり、玄関先で、「破戒は無戒に勝る」を問うてみた。仏教の言葉だと、和尚さんの説明があった。「破戒」は、島崎藤村の小説の題名と覚えていた。辞典をめくって、表題の「一葉知秋」の意は、「わずかな前兆や現象から、事の大勢や本質、また、物事の衰亡を察知すること」とあり、「一枚の葉が落ちたのを見て、秋が来たことに気づく意から」と読んだ。山々の色付きをカシャッとした。紅葉の盛りは、もうちょっと先になるようだ。突然ですが、「朝方に目を○○〇とかけて、お湯を○○〇ととく。そのこころは」。「ととのいました。どちらも、ーさますー覚ますー冷ますーです」。またまた、無知低能です。


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