八十路徒然なるままに

早稲田かりほすなど、とりあつめたる事は、秋のみぞ多かる。また、野分の朝こそをかしけれ。徒然草より

鬼は外、福は内

2011年02月01日 13時24分29秒 | Weblog
今年は旧暦の、元旦が、2月3日。立春は、4日になる。節分の豆まきの行事がある。一年の始まりだ。立春から数えて、八十八日目が、歌にある「夏も近づく八十八夜」だ。二百十日、二百二十日も、立春から数えている。農業には、大切な日でもある。節分というと、豆まきだと、思っていたが、季節を分けるという。豆を自分の年の数を、食べるのだが、ひとつ多く食べる。それは来年のためという。鬼は豆で打たれるので、迷惑だろうが、疫病とか、陰気、災害などに例えられたと、本にあった。ヒイラギといわしの頭を枝に刺して、戸口にかかげる。魔よけの意味もあるという。近年は恵方巻きを食べる。本から引用すると、「その年に年神が宿る方向は、縁起のよい方向とされて、その方向を、恵方という」とある。この歳になって、恵方巻きは、大口をあけて、がぶりっと、食べるものだと、思っていては、しょうがないなあぁって、またまた、自嘲をしている。日本各地、大雪でたいそう難儀をしていると、報じている。温暖な当地方だが、過去にある大雪の記録は、二月が最も多いいいう。雪質が重たく湿っているので、大きな被害が出るという。ことわざに、「寒気厳しいと、かんばつあり」というのがあるようだ。どうなることやら。

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