今が旬の、いわきねぎをいただいた。ねぎは、一年中、産地は違っているものの、食べられる。以前は、販売もしていたようだ。いただいたときしか、食べられない。刻んで、ちょっと醤油をたらすと、柔らかくなり、口当たりのいい苦味と、甘みが味わえる。素朴な味は、今の時期だけだ。ゆでて、酢味噌あえも、美味だ。在宅介護中のばあちゃんが、元気な頃は、食卓に並んでいた。正月の御馳走、自分でさばいて作った、「アンコウ」の酢味噌あえにも、添えられていた。このばあちゃんが、いつも見ているテレビの前に、お供えを飾った。近所のお菓子屋さんで、ついてもらったお供え。見栄えがいいように、ちょつと大き目。しでと、裏白の葉、ゆずり葉を挟み、橙のかわりに、ミカンをのせた。「ばあちゃん、お正月だよ」と声をかけると、耳をそばたてたので、ゆっくりと話すと、「ううーん」と、うなずいた。元気で、百一歳を、越えられる。
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