こんにちは、福祉保険委員会委員長の石井伸之です。
本日は、私たち自由民主党明政会会派から、青木議員、大和議員、大谷議員が所属する建設環境委員会が行われました。
冒頭に審査された、陳情第二号「国立駅近くに駐輪場設置を求める陳情」では、国立駅から100m以内に駐輪場を求めるというものです。
確かに駅直近に自転車駐輪場があることは、自転車で通勤している立場としては喜ばしいことかと思います。ただ、多くの歩行者が通勤している中を多くの自転車が歩道を通行することは、事故の原因にもなりかねません。
そう考えると、現在国立市が国立駅から駐輪場の距離を200m以上としているという考え方に理解出来ます。
また、商業振興の観点からも駅周辺の商店街で買い物をしていただき、自転車に乗って帰宅していただく形態がベストではないでしょうか?
ただ、東地域には大学通りの無料駐輪場以外に、通勤通学の方が利用できる駐輪場がありませんので、その点は検討していただきたいと思います。
結果的に、陳情第二号は不採択とする委員多数により、不採択となりました。
続いて条例案、第7号議案谷保の原風景保全基金条例については、南部地域に残る水田や畑、用水などを保全する為に、基金を積み、目的に合致する農地が相続などによって、売りに出された場合にこの基金を活用して買い取ります。
都市部の農地はいずれ無くなるという方針が10年以上前の都市計画で示されていましたが、昨年4月に成立した都市農業振興基本法の理念にもあるように、今後は都市部の農地を保全していくという方針が主流です。
ただ、農地保全の努力を現在は全て地権者にお任せとなっています。この部分に対して行政としてもしっかりとアプローチしていくことがこの基金条例に込められています。
また、基金が1億円しかないということは、大規模な相続が発生するとすぐに底を突く可能性がありますので、その点は「必要に応じて起債(借金の中でもローンの近い形態のものです)をしてでも重要な農地は市が購入する」との答弁がありました。
この答弁は非常に画期的です。
何が画期的かというと、佐藤市長ではなく職員答弁からによるものだからです。
我が国立市の佐藤市長は、部課長よりも我先に挙手をし、答弁の中身では議員の意見をガッチリと受け止めた中で「良いものは良い、悪いものは悪い」と、明確に答弁をされます。
しかし、職員が思い切った答弁を出来るかというと、そこは難しいところです。
それでも、職員が「起債をしてでも必要な農地は確保する」という答弁があったということは、国立市全体の共通認識が農地保全に向けて動いていることに相違ありません。
私は佐藤市長当選直後に、一般質問で南部地域の農地保全について厳しく一般質問で投げかけていたことを、ここまでしっかりと理解していただいていることに対して胸が熱くなります。
今後は、都市部の農地を所有する方々が、相続で農地を手放さない様にする手法を作らねばなりません。
私自身も幼いころより親しんできた南部地域の田園風景が、次の世代に残すことが出来るよう国へ訴えかけて行きます。
写真は市役所西側入り口前にある花壇です。
本日は、私たち自由民主党明政会会派から、青木議員、大和議員、大谷議員が所属する建設環境委員会が行われました。
冒頭に審査された、陳情第二号「国立駅近くに駐輪場設置を求める陳情」では、国立駅から100m以内に駐輪場を求めるというものです。
確かに駅直近に自転車駐輪場があることは、自転車で通勤している立場としては喜ばしいことかと思います。ただ、多くの歩行者が通勤している中を多くの自転車が歩道を通行することは、事故の原因にもなりかねません。
そう考えると、現在国立市が国立駅から駐輪場の距離を200m以上としているという考え方に理解出来ます。
また、商業振興の観点からも駅周辺の商店街で買い物をしていただき、自転車に乗って帰宅していただく形態がベストではないでしょうか?
ただ、東地域には大学通りの無料駐輪場以外に、通勤通学の方が利用できる駐輪場がありませんので、その点は検討していただきたいと思います。
結果的に、陳情第二号は不採択とする委員多数により、不採択となりました。
続いて条例案、第7号議案谷保の原風景保全基金条例については、南部地域に残る水田や畑、用水などを保全する為に、基金を積み、目的に合致する農地が相続などによって、売りに出された場合にこの基金を活用して買い取ります。
都市部の農地はいずれ無くなるという方針が10年以上前の都市計画で示されていましたが、昨年4月に成立した都市農業振興基本法の理念にもあるように、今後は都市部の農地を保全していくという方針が主流です。
ただ、農地保全の努力を現在は全て地権者にお任せとなっています。この部分に対して行政としてもしっかりとアプローチしていくことがこの基金条例に込められています。
また、基金が1億円しかないということは、大規模な相続が発生するとすぐに底を突く可能性がありますので、その点は「必要に応じて起債(借金の中でもローンの近い形態のものです)をしてでも重要な農地は市が購入する」との答弁がありました。
この答弁は非常に画期的です。
何が画期的かというと、佐藤市長ではなく職員答弁からによるものだからです。
我が国立市の佐藤市長は、部課長よりも我先に挙手をし、答弁の中身では議員の意見をガッチリと受け止めた中で「良いものは良い、悪いものは悪い」と、明確に答弁をされます。
しかし、職員が思い切った答弁を出来るかというと、そこは難しいところです。
それでも、職員が「起債をしてでも必要な農地は確保する」という答弁があったということは、国立市全体の共通認識が農地保全に向けて動いていることに相違ありません。
私は佐藤市長当選直後に、一般質問で南部地域の農地保全について厳しく一般質問で投げかけていたことを、ここまでしっかりと理解していただいていることに対して胸が熱くなります。
今後は、都市部の農地を所有する方々が、相続で農地を手放さない様にする手法を作らねばなりません。
私自身も幼いころより親しんできた南部地域の田園風景が、次の世代に残すことが出来るよう国へ訴えかけて行きます。
写真は市役所西側入り口前にある花壇です。