こんにちは、二十歳ころに上川隆也さんを中心としたキャラメルボックスの芝居に嵌っていた石井伸之です。
本日は家内と一緒に、昨年の選挙でうぐいす嬢を務めていただいた方のお芝居を見に行きました。
平成19年の市議選より、とある方の伝手で劇団に所属している方々にうぐいす嬢をお願いしています。
舞台に出演している方々の発声は、素人では到底真似できません。
うぐいすをお願いしながらも、私自身は人の心に響く発声というものを劇団の方々より習いました。
一番最初に教えていただいたのは、決して「がならず」「怒鳴らず」聞く側に「スッと」受け入れていただけるようにするというものでした。
声を潰して、ガラガラ声で訴えることが心に響くと勘違いしていたことをつい昨日の様に思い出します。
さて、本日は下北沢にある「劇」小劇場で、ユニットtogether again 第八回公演の「ペーパームーン」です。
映画でもご存じかと思いますが、『ペーパー・ムーン』(原題:Paper Moon)は、ジョー・デヴィッド・ブラウンの小説『アディ・プレイ』を原作とした、1973年制作のアメリカ映画で監督はピーター・ボグダノヴィッチです。
映画のあらすじは以下の通りです。
1935年の大恐慌期のアメリカ中西部。聖書を売り付けては人を騙して小金を稼ぐ詐欺師のモーゼが、亡くなった恋人の娘アディと出会う。モーゼは嫌々ながらもアディを親戚の家まで送り届けることになったが、アディは大人顔負けに頭の回転が速く、モーゼはアディを相棒として旅を続けることにする。
しかし、モーゼの前にダンサーだという白人の女が現れる。アディはこのままでは自分が見捨てられると不安になり、思い切った行動でモーゼと女を引き離すことに成功する。失恋したモーゼはがっかりしながらも、休暇のせいで所持金が少なくなったことを気にかけ、また詐欺を仕掛けることにした。
偶然にも酒の密売人を見つけ、取引を持ちかけると商談は成立。モーゼは事前に密売人の酒をごっそりと盗み出し、それをまた密売人に売りつけたのだった。しかし、話を聞きつけた警官が猛スピードの車で迫ってくる……。というものです。
今回のお芝居では、亡くなったアディの母親はダンサーの親友であり、アディの父親はモーゼではないか?ダンサーの娘とアディは姉妹ではないか?という伏線が織り込まれており、ユーモアの中にも切ない人間模様が見え隠れします。
ユニットtogether again の練り込まれた脚本がキラリと光る素晴らしいお芝居になっていました。
そして、感動のラストには涙を堪えるのがやっとです。
水野晴郎さんの名台詞「映画って本当に素晴らしいものですね」をもじって「お芝居って本当に素晴らしいものですね」と、感じる最高の舞台でした。
本日は家内と一緒に、昨年の選挙でうぐいす嬢を務めていただいた方のお芝居を見に行きました。
平成19年の市議選より、とある方の伝手で劇団に所属している方々にうぐいす嬢をお願いしています。
舞台に出演している方々の発声は、素人では到底真似できません。
うぐいすをお願いしながらも、私自身は人の心に響く発声というものを劇団の方々より習いました。
一番最初に教えていただいたのは、決して「がならず」「怒鳴らず」聞く側に「スッと」受け入れていただけるようにするというものでした。
声を潰して、ガラガラ声で訴えることが心に響くと勘違いしていたことをつい昨日の様に思い出します。
さて、本日は下北沢にある「劇」小劇場で、ユニットtogether again 第八回公演の「ペーパームーン」です。
映画でもご存じかと思いますが、『ペーパー・ムーン』(原題:Paper Moon)は、ジョー・デヴィッド・ブラウンの小説『アディ・プレイ』を原作とした、1973年制作のアメリカ映画で監督はピーター・ボグダノヴィッチです。
映画のあらすじは以下の通りです。
1935年の大恐慌期のアメリカ中西部。聖書を売り付けては人を騙して小金を稼ぐ詐欺師のモーゼが、亡くなった恋人の娘アディと出会う。モーゼは嫌々ながらもアディを親戚の家まで送り届けることになったが、アディは大人顔負けに頭の回転が速く、モーゼはアディを相棒として旅を続けることにする。
しかし、モーゼの前にダンサーだという白人の女が現れる。アディはこのままでは自分が見捨てられると不安になり、思い切った行動でモーゼと女を引き離すことに成功する。失恋したモーゼはがっかりしながらも、休暇のせいで所持金が少なくなったことを気にかけ、また詐欺を仕掛けることにした。
偶然にも酒の密売人を見つけ、取引を持ちかけると商談は成立。モーゼは事前に密売人の酒をごっそりと盗み出し、それをまた密売人に売りつけたのだった。しかし、話を聞きつけた警官が猛スピードの車で迫ってくる……。というものです。
今回のお芝居では、亡くなったアディの母親はダンサーの親友であり、アディの父親はモーゼではないか?ダンサーの娘とアディは姉妹ではないか?という伏線が織り込まれており、ユーモアの中にも切ない人間模様が見え隠れします。
ユニットtogether again の練り込まれた脚本がキラリと光る素晴らしいお芝居になっていました。
そして、感動のラストには涙を堪えるのがやっとです。
水野晴郎さんの名台詞「映画って本当に素晴らしいものですね」をもじって「お芝居って本当に素晴らしいものですね」と、感じる最高の舞台でした。