こんにちは、本議会における会議録署名議員に指名されている石井伸之です。
会議録署名議員とは会議録の記載内容の真正を確保するため、議長とともに署名する議員のことをいいます。
国立市議会では、議長が初日本会議において二人の議員を指名します。
ちなみに、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点で議員の入れ替えを行う為に会議録署名議員を3名にしていた時期もあります。
本日は令和6年第1回定例会3月議会最終本会議を迎えました。
1年間に4回行われる定例議会の中で、最も長い期間となっている3月議会は丸1か月の会期となっています。
最終本会議は初日本会議に各常任委員会へ付託された議案について審査の経過と結果を各常任委員長が報告します。
審査結果を踏まえて委員長報告に対する質疑、討論、採決の順で進み、可否の判断がされます。
各議案の審議が進む中で最大の山場は令和6年度各会計予算審議です。
基本的には予算特別委員会における可否の判断と同様ということから、結果は覆りませんが、それでも正式な結果は本会議における議決となります。
各会派代表討論は複数会派が10分、一人会派は5分の持ち時間で、各界蹴予算に対する可否の判断理由を述べます。
私たち自民党会派からは、遠藤議員が代表討論を行い、デジタル地域通貨による各種健診によるポイント付与や歳入増に向けた各種取り組みなどを訴えていました。
採決の結果、令和6年度全ての会計予算が可決となり、これで事実上令和6年度の予算がスタートすることが出来ます。
また、人事案件では教育長ともう一人の教育委員における同意人事が提案されており、両者ともに同意されました。
同意後に教育長より挨拶があり、その中で居心地の良い学校を作る為にも学校教育がターニングポイントを迎えている事、市長部局との連携を強化することによって国立市の教育を一歩でも半歩でも前進させたいと訴えていました。
石神道のスクールゾーン化でもそうでしたが、教育委員会と都市整備部の連携が無ければいつまで経っても、こういった改善は不可能だったのではないでしょうか?
傍から見ると、どうしても教育委員会と市長部局の溝を感じてしまいますので、教育長からの言葉にあるようにより良い連携に務めていただきたいと思います。
全議案が終了して閉会した後に、役職定年を迎える基盤整備担当部長と会計管理者より挨拶をいただきました。
本来であれば60歳を迎えて定年退職というところですが、現在は65年定年退職に向けた移行期間となっており、両者ともに定年が1年延長されています。
ただ、役職としては60歳で定年を迎えるそうです。
挨拶を聞く中で、長きにわたって国立市政発展に向けて尽力されてきた方の言葉の重みを感じます。
長い間、本当にお疲れ様でした。