アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
珍しい時間での更新になりました。
1日半のことをお伝えします。
昨日から今日の午前中にかけて貴重な体験をしました。
そのうちの2つのことについてお伝えいたします。
1.手のリハビリのこと
2.カウンセラーが育つ場について
1.手のリハビリのこと
昨日はご近所の信頼できる整形外科でリハビリをしてきました。
理学療法士が丁寧な対応していただいた他に、院長にも診てもらいました。
院長は冒頭、私の新刊『【新版】マンガでよくわかるアドラ流子育て』を見せてくれました。
ご近所の本屋さんでお求めになったようです。
事前にお知らせしていなかったのにこのような対応いただいたことにびっくりしました。
私たち夫婦はこの整形外科医に対してますます信頼の念を強めました。
妻のおかげで左腕の指の切断部分の予後はとても順調だそうで、院長も驚いておられました。
この院長は3人のお子様がいらっしゃり、奥様は共同で小児科の部分を担当していらっしゃいます。
歩いて5分のところにこのような医院があることがとてもうれしいです。
2.カウンセラーが育つ場について
昨日の午後は、オンライン開催第3期アドラー・カウンセラー養成講座(通期87期)を担当していました。
ご参加の方は13名(1人欠席)。
熱心な人たちが揃いました。
(写真撮影:野口久美子さん)
私は冒頭一人ひとりの自己紹介をお願いしました。
人、それぞれに人生の物語があることが確認できました。
これから計12日間、この人たちと学べることが楽しみで仕方がありません。
講座の内容については、アドラー心理学ベーシックコースで学んだ内容のおさらいをしたところ、皆さん特に目的論のところで究極目標についてかなり関心が強かったようです。
質問応答の貴重な時間になりました。
予定されたカリキュラムを全てこなすことができました。
そして今日は、午前中にカウンセリング道場の特設コース。
ベテランからカウンセラー養成講座を終えて間もない人まで10人が集いました。
(写真撮影:たけおめいさん)
こちらでも一人ひとり自己紹介をしていただきました。
聞きながら「人に歴史あり」の感を強めました
カウンセリングの内容としては、とかく自己否定に赴きがちなクライアント役に対して、3人の方がカウンセラー役を務めました。
三者三様のカウンセリングスタイル。
クライアント役の方は自分で話しながら自分で気づくタイプの方で、貴重な洞察を得られたようです。
私には、ネガティブでもポジティブでもなく、バランスを取る人で、「特別な存在でいたい」というライフスタイルの人のように見受けられました。
振り返ると、星野さん提供の番組で岩井の今後の展望について問われたことを思い出しました。
私はその時これからの私の使命は人をサポートする人をサポートすることと答えました。
カウンセリングで学び合うことは、ちょうどその使命と合致します。
今後アドラー心理学カウンセラーと研修講師を育て、私が自ら頑張らなくても、その人たちが次の時代を担うに違いない、と強く信じて、講座を地道に担当していこう、と信念を強めました。
昨日と今日の2つのカウンセリングの研修が、私の心のリハビリに役立ちました。
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