「夕焼け雲」
何でこんなに「怠け者」になってしまったのか・・・否、元々要素があったのかも・・・まあ、食べる為には働かなければならなかっただけで・・・。
私の2010年はダラダラと12日も経過した。ちょっと目を開いたら「成人の日」だったという訳だ。
11日毎日新聞朝刊「余禄」欄に谷川俊太郎氏の詩「成人の日に」抜粋が掲載されていた・・・ダラダラとした私でも、一応、新聞は目を通す・・・のが目に留まる。
早速、ネットで全文を探してみた。いやぁ、有名な詩なんですねぇ、たくさんヒットしました。
特に詩を読むという趣味はないが、時折、ピッと心を揺さぶられる言葉に出会うと、ほっと心が開放されるような気がする。
で、私の心に触れたのは、成人の日を迎えた若々しい新成人に・・・ではなく、下記の一節であった。
・・・他人のうちに自分と同じ美しさをみとめ・・・
・・・自分のうちに他人と同じ醜さをみとめ・・・
・・・出来上がったどんな権威にもしばられず・・・
・・・流れ動く多数の意見にまどわされず・・・
・・・とらわれぬ子どもの魂で・・・
・・・いまあるものを組み直しつくりかえる・・・
・・・それこそがおとなの始まり・・・
昨年末から、私が悩みつづけて結論が出せないでいる事の、答えそのもの・・・だったのだ。
いま少し我が身に置き換えて考えてみよう・・・そう背中を押されている。
「寒風の中に咲くさざんか」