IZUNOHANA’s blog

     後期高齢驀進中者の戯言

谷川俊太郎氏作詩「成人の日に」に触れて・・・

2010-01-12 10:19:33 | この頃思う事



「夕焼け雲」


何でこんなに「怠け者」になってしまったのか・・・否、元々要素があったのかも・・・まあ、食べる為には働かなければならなかっただけで・・・。
私の2010年はダラダラと12日も経過した。ちょっと目を開いたら「成人の日」だったという訳だ。
11日毎日新聞朝刊「余禄」欄に谷川俊太郎氏の詩「成人の日に」抜粋が掲載されていた・・・ダラダラとした私でも、一応、新聞は目を通す・・・のが目に留まる。
早速、ネットで全文を探してみた。いやぁ、有名な詩なんですねぇ、たくさんヒットしました。
特に詩を読むという趣味はないが、時折、ピッと心を揺さぶられる言葉に出会うと、ほっと心が開放されるような気がする。
で、私の心に触れたのは、成人の日を迎えた若々しい新成人に・・・ではなく、下記の一節であった。

・・・他人のうちに自分と同じ美しさをみとめ・・・
  ・・・自分のうちに他人と同じ醜さをみとめ・・・
    ・・・出来上がったどんな権威にもしばられず・・・
      ・・・流れ動く多数の意見にまどわされず・・・
        ・・・とらわれぬ子どもの魂で・・・
          ・・・いまあるものを組み直しつくりかえる・・・
            ・・・それこそがおとなの始まり・・・

昨年末から、私が悩みつづけて結論が出せないでいる事の、答えそのもの・・・だったのだ。
いま少し我が身に置き換えて考えてみよう・・・そう背中を押されている。



「寒風の中に咲くさざんか」

コメント (1)
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