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IZUNOHANA’s blog

     後期高齢驀進中者の戯言

「徒然なるままに」とか言っても・・・

2020-10-17 08:33:01 | この頃思う事

伊豆半島の真ん中辺りに「吉奈温泉」という隠れ家的場所があり、宿泊客に関わらず、誰でもが利用できる「足湯」を設備したカフェ(と言ってもいいのかな?)がある。
開放された庭の傍らに、多分、意識的に残された山野草が四季を感じさせてくれるのだが、先日、訪れた際、1,2本の花を付けた「水引」の儚げながら凛とした姿に魅せられて、しばし見入ってしまった。
我が家にも手つかずの「水引」が見られるけれど、何故か、凛として見えないのは、やはり、手入れが必要という事だろうか・・・管理者のセンスなんだろうな。

 

 


 

 

徒然なるままに・・・というのは「することがなく手持ちぶさたで退屈なままに」という意味だそうだ。
現在の「己の姿そのもの」であり、その上に私自身が、自発的に動くエネルギーにも欠けていて、只々、目の前に現れる出来事を、取り敢えず取り除き、片づけたつもりになっている。

先日、「オンライン飲み会用(と確約した物でも無いけれど)」として買ったワイン(シャルドネ)が、都合で(ホストは開催日を忘れていた)飲めなかったから、何とな~くちびちびと飲み始めて、殆ど空に近づいている。
そんな時、友人から「カボスとザラメ砂糖」を貰い、「料理をしないから」と言うと「ジュースにしたら」と助言を貰う。
何やら、「カボス」を電子レンジでチンしてと言うが、実は、私は電子レンジを持っていない(日本の家庭で電子レンジを持たない唯一の家だろうという自負あり)・・・以前、知人が引っ越しをする際に自身が使っていた電子レンジを捨てると言うのを5000円で譲って貰って10余年間使用したけれど、今年、めでたくも(?)役目を終了したのだが、まだ、おニューを買う気になっていない(当初は不便に思ったけれど、今は、それに慣れてしまったようで不便だと迄感じていない、基本的に、冷えたご飯を温めるくらいしか使わないからね)。
だから生のカボスとザラメを自分的適当塩梅で瓶詰にしたところ、しばらくたって味見をしたら、やたら甘くて・・・ふと、「そうだワインを入れてやろう」とアイデアが湧き、空に近づいた希少価値のシャルドネワインをカボスジュースに注ぎ込んだが、今日、再び味見してこのアイデアは失敗だ確信した、苦い!のだ。
ワインをそのまま飲んだ方がヨカッタ・・・と悟ったが、「後悔、先に立たず」である。




     ←拡大可能

         上記写真左:近くのワイナリーで仕入れた「20周年記念シャルドネワイン」

         上記写真右:失敗に終わった「カボスジュース」


要するに、「徒然なるままに」なんて格好を付けても、実態は、「することがなく手持ちぶさたでイイ加減なままに」送っている日々だ・・・というのが事実なのである。
せめて一週間に一回位、まともな事をしたいという願望だけは持ちつつも、行動が伴わない・・・今日は畑で「九条ネギの追肥と土寄せ」を予定していたが、外は雨・・・とか言って、常に「逃げの正当化」を図る私がいる。

コメント
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