IZUNOHANA’s blog

     後期高齢驀進中者の戯言

ちょっとだけ他人の人生に触れ合えたかも?

2022-07-26 15:35:46 | この頃思う事

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屋敷内でも畑でも、「ドクダミ」が蔓延ってしまい、もう除去する気力もないので放置しているが、花としての風情は気に入っていて、草取り時には、ついつい、残しがちになっている。



 

昨日(25日)の夜までは、明日(26日)は、絶対に畑の草取りをする・・・と決めていたのに、朝、目覚めると雨音がする・・・あぁ、草取りは無理だな・・・と、気落ちする一方で・・・やぁ、草取りから逃げられる・・・と、ほっとしたのも事実。
今日の降りから考えると、多分、明日も無理だろうから、さすがに畑の状態を見るのがコワイ。

で、やる仕事もなくなったし、そう、映画(ビデオ?)無料視聴期間がもうじき終了するし、今日は一日中、パソコンで「映画」でも見ていようと決める。
先日、友人から、娘さんに映画配信アプリをスマホだかアイパットだかにインストして貰い見た映画が面白かったというその題名を聞いて、さっそく、検索したらヒットした。

「大家さんと僕」という4コマ漫画的な印象のするアニメで、ご高齢の大家さんと売れない芸人の店子のお話である。
ま、毒にも薬にもならないようなストーリーが何話かあって、ちょっと優しい気分になり、見終わった時に、ふと、我が店子生活を思い出したのだった。

私は、「三島市」、「藤沢市」、「東京北区」の3か所で、トータル40年近くの借家住まいをした。
それぞれ共に、大家さんも同じ建物に住居を構え、私のことを、半ば、同居人のようにしてもらっていたが、私自身が距離を置いた・・・唯々、親しく付き合うのが面倒くさかったからだ。

「大家さんと僕」を視聴しながら、もしも、私がもう少し大家さんとの生活にかかわっていたならば、この映画みたいなエピソードの、一つや二つ、書けたかもしれないなと思った。
「誰の人生でも、一冊の本になる」と言ったのは誰だか知らないけれど、それぞれの人生には、今日に至るまでの中に語るべきものがあるという実感はあったし、勿論、私にもある(と思う)。
書く書かないは、私に文才があるかどうかに依るだろうが、聞いておくことは可能だったと、今更に、少し後悔めいた気もした。

私がかかわった大家さんたちも、当時、既にご高齢だったし・・・もう、亡くなわれたという風の便りが届いたのは、随分前だった。

コメント (2)
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