Last Chance Cafe  master JL6USD

これから起こる出来事の全てが Last Chance だと思って生活している後期高齢者のブログ

アイビー

2020-06-25 00:00:00 | ノンジャンル
 床屋に行きました。 2月に行ってから、4ヶ月。 寝癖が付くようになったのです。 驚かれるかも知れませんが、私は人生でドライヤーと言う物を数えるほどしか使った事がありませんし、所持もした事がありません。 ちゃんとした理由があった訳ではないので、ただ面倒くさかっただけかも知れません。 今は、坊主 ( 8mm ) です。 もうこれから先ドライヤーを使う事はないでしょう (笑)。

 床屋さんが、揉み上げ ( 私の地方ではビンとも言う )、の処理を聞いて来るので 「 アイビーでお願いします」 と言います。 確かに、'60年代、アイビー・ルック が全盛時代にはそんな髪型をしていました。 それが起源の 「 アイビー 」 なのだろうか ?。 今の時代に死語になった 「 アイビー 」 が私の行きつけの床屋では生き続けています。

 ここで、ちょっと気になったので 「 揉み上げ、アイビー 」 の検索ワードでググってみると 「 テクノカット 」 とも言うらしい。 YMO 時代のあのテクノの意味なのだろうか ? アイビーとは別物 ? 床屋によって微妙に違うらしいが、どう違うのか曖昧らしい。 因みにテクノは私が一番嫌いな音楽です。 テクノカットと呼ぶ床屋には絶対行かない (笑)。

 黒い ( 襟幅の小さい ) ジャケットで三つボタンにフックベンツ ( サイドベンツは駄目 ) 木綿の淡いピンクでボタンダウンシャツ、ネクタイは細くペーズリー柄、ズボンはタックの付いたグレーのヘリンボーン柄で裾は細めのダブル ( 幅は 15mm ) 丈は短め、靴下は白で靴はスリッポン ・・・ これが私のアイビー・ルックのイメージです。 実際にはそんな恰好をした事はありません。 ファッションにつぎ込む金もなかったですからね。

 アイビーはトラディショナルと言われていますが ( ケネディー大統領もアイビーだった ) あの時代余りにも爆発的に流行したため、今、シニアが同じ格好をしたら恥ずかしいかも知れません。 チョット勇気がいるでしょう。 そう言えばこの時代はミニスカーも大流行りでしたね。 しかも生足で見せパンなしですヨ (笑)。

 同窓会で友人が アイビー雰囲気 の大人のスタイルをしていました。 センスがいい。 私が 「 お~ アイビーやね 」 と言うと、分かってくれた奴がいたと頷いていました。

 私は昔から自分の着る物は自分で選びますが、同級生の殆どが奥様のチョイスにお任せの様です。 確かに、年相応のスタイルがあります。 でも、着る物に拘らないと本当の爺さんになっちゃうよ ‼ 。
 
 シニアマーケットは大きいですから、シニアのためのアイビー・ルック なんてないのだろうか ?。 学生時代 「 アイビー 」 に憧れたが実現できなかったシニアは多いかも知れません。 しつこい様ですが 「 アイビー 」 は流行り物ではなく、トラディショナル・ファッションなのです。

 【 余談 】 「 百依百順 」 と書いて官僚と読み、「 厚顔無恥 」 と書いて安倍晋三と読み、「 傍若無人 」 と書いてトランプ大統領と読む。 更には 「 牽強附会 」 と書いて金正恩と読み、「 馬耳東風 」 とかいて 習近平、 「 夏虫疑氷 」 と書いて 文在寅 と読む。 お前は何様だとお叱りを受けますね。

 答弁や記者会見は滑稽に思えるほど的を外して答え、都合の悪い事は一切喋らない。 これが我が国の国会議員になるための才能 ( 特技 ) に違いない。 最近、追加したいものとして 「 案里い 」 と書いて 「 あざとい 」 と読みましょう。


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