JA6PA OM が 21日にお亡くなりになりました。 享年 93 歳でした。 同じ DX-Club ( 北九州 DX クラブ ) に所属し、私が帰郷してからは、お隣同士になると言うご縁でした。
入院先の OM からタワーを撤去してくれと依頼されたのが、去年の 12月でした。 お見舞いには CQ 誌を持って行った事もありましたが 「 もう CQ 誌は読まんから ・・・ 」 と、これから先、ハムを再開するのは難しいと、ご自身では感じておられたのかも知れません。
それでも 「 幻のレーダー・ウルツブルグ 」 の本を持って行った後に 「 あの本は面白かったばい 」 と喜ばれました。 私に取っては、チンプンカンプンの本だったのですが (笑)。
JARL QRP Club にも籍を置かれ、QRP での DX QSO がメインでしたが、ここ数年はコンディションの低下でアクティビティは落ちていました。 1965年発刊の DX ハンドブックには、DXer の名言集の中に、OM の 「 ひとりごとごっこの JA DXer よ、もっと余裕のある QSO を楽しみたまえ 」 があります。
JA6PA OM の QSL はネットでも散見する事が出来ますので、OM の 珍しい SWL カードと 1963年頃のシャックの写真をご紹介したいと思います。 ご冥福をお祈りいたします。
写真左 SWL Card ( J5-35 ) 1948 Nov.~( JARL 割り当ての SWL ナンバー )
写真右 Hammarlund SP600JX , Hammarlund Super-Pro BC779+Xtal conv. , 80m ~ 10m 5 Band 50W TX , 操作中のキーは 1963年 ARRL Handbook の真空管式エレキー(自作)