日曜日、よく晴れて暖かかったので散歩に出かけた。久しぶりに歩いて永代橋を渡った。大川端リバーシティと呼ばれるタワーマンション群は、少し霞んだような春の風景が好き。蜃気楼にも見えてくる。
橋詰に桜の木があって、もう八分咲きくらいだった。
東京マラソンの交通規制が解除されつつあった永代通りを日本橋方面へ。おかめ桜が見頃という噂を聞いたので、探しに来たのだ。ネットで見つけた写真に「日本液体運輸」という看板が映っていたので、この会社を検索して、日本橋三越のある中央通りから、2本東側の狭い通りらしいと当たりをつけた。
行ってみたら、濃いピンクの雲がたなびくゴージャスな光景が延々と続いていた。並行する中央通りを歩いていると、ほとんど見えない(気が付かない)というのも隠れ里みたいで面白い。
レトロな喫茶店、瀟洒なオフィスビルなど、さまざまな街の風景に「華」を添える。
花色は、木によって少しずつ印象が異なるが全体に濃いめ。花が下向きにつき、花弁が完全に開ききらないのが特徴だという(庭木図鑑 植木ペディア)。
コレド室町の北側に福徳神社(芽吹稲荷)のお社があることも初めて知った。日本橋には何度も来ているのに、ちょっと脇道に入ってみる余裕がなかった。次回は御朱印帳を持って来てみよう。