素晴らしい風景!!

色々歩いた山や国内の風景等をご紹介いたします。

*杉本寺*

2008年12月31日 | 鎌倉カメラスケッチ

734(天平6)年に行基が建立したという、鎌倉最古のお寺を訪ねてみました。

茅葺き屋根の観音堂には行基、慈覚、恵心が刻んだ十一面観世音が安置され、火災時に三体の観音自ら大杉の下に避難した事から、杉本観音とも呼ばれるようになったとの事です。

林立する奉納幟が観音霊場らしい雰囲気になっています。

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*報国寺*

2008年12月31日 | 鎌倉カメラスケッチ

「竹の庭」があるお寺として有名な報国寺を尋ねて見ました。

足利尊氏の祖父、家時が開基し、1334(建武元)年に創建された臨済宗寺院。 

                                              本堂裏手に林立する孟宗竹の竹庭は、開山した仏乗禅師が修行や詩作を行ったといわれています。その休耕庵跡では、お抹茶がいただける茶席があり、竹林の中の散策路巡りができます。

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*鶴岡八幡宮*

2008年12月31日 | 鎌倉カメラスケッチ

源 頼朝が守神として創建した鎌倉の中心に位置する神社「鶴岡八幡宮」。

1063(康平6)年、源 頼義が京都の石清水八幡宮を勧請したのが始まりで、1180(治承4)年に源 頼朝が現在の地に移転。                                                             以来、鎌倉幕府はこの八幡宮を中心に発展を遂げたようです。

二の鳥居から一直線にのびている一段高くなった参道は、北条 政子の安産を祈願して頼朝が造らせた段葛(だんかずら)                                    ほかにも広い境内には静 御前ゆかりの舞殿や、公暁が身を隠したといわれる大銀杏、源平池と見所は多い。

舞殿は、兄頼朝に追われた源義経の愛妾静 御前が頼朝の前で1186(文治2)年に「吉野山 峰の白雪踏み分けて 入りにし人の あとぞ恋しき」・「静や静 しづのをだ巻きくり返し 昔を今に なすよしもがな」と謡いながら義経を慕う舞を舞ったという伝説があります。

三の鳥居をくぐって源氏池と平家池をつなぐ水路に架かった石造りの太鼓橋は、かつて「赤橋」という朱塗りの木橋であったといわれ、ここから先は将軍といえども馬を下りて行かねばならなかったと言う事です。

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*浄妙寺*

2008年12月31日 | 鎌倉カメラスケッチ

鎌倉五山第五位のお寺で、源 頼朝の忠臣、足利義兼が1188(文治4)年に創建。

かつては壮大な規模を誇った寺で、本堂の銅葺きの大屋根が、その風格を現している。

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*浄智寺*

2008年12月31日 | 鎌倉カメラスケッチ

鎌倉五山第四位にあたる禅寺の名刹。                          総門から山門へ向かう参道の石段がすり減って、いかにも歴史を経た鎌倉の古寺という雰囲気が漂っている。

1283(弘安6)年の創建で、開基は北条宗政、師時(もろとき)親子。             仏殿の曇華殿(どんげでん)に安置されるご本尊は木造の阿弥陀、釈迦、弥勒の三世仏坐像(さんぜぶつざぞう)   。                                                    季節の草木が見事な境内には、やぐらや石仏が点在している。

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*寿福寺*

2008年12月31日 | 鎌倉カメラスケッチ

鎌倉五山第三位のお寺で、山門から中門に至る参道の敷石の意匠は鎌倉一美しい。    中門の先は非公開ですが、山門から見た参道は素晴らしいと思います。 

                                               新緑や紅葉の季節はとくにおすすめです。                     参道から裏山の源氏山公園へ行けます。こちらも紅葉が見事でした。

仏殿の裏手の墓地には鎌倉特有のやぐら(墓地)が見られ、源 頼朝や北条 政子のやぐらも現存しています。

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*円覚寺*

2008年12月31日 | 鎌倉カメラスケッチ

数々の名作の舞台として有名な鎌倉五山第二位の禅宗寺院「円覚寺」を訪ねる。                                               臨済宗円覚寺派の総本山。

                                              開基は鎌倉幕府八代執権の北条時宗、開山は無学祖元(むがくそげん)創建は1282(弘安5)年といわれています。                                              ご本尊は仏殿に安置される「木造宝冠釈迦如来坐像」。                 深い谷戸に囲まれた6万㎡の境内には国宝の舎利殿、仏日庵など、18もの塔頭(たっちゅう)が点在するそうです。

かつては壮大であった寺域のようですが、現在の姿に形を変えたのは明治中期で、1889(明治22)年に横須賀線の開通で分断されてしまったようです。

                                                                                              円覚寺は名作の舞台としても度々登場している。                        夏目漱石の小説「門」の主人公・宗助が参禅する場面は、12月下旬から翌年の1月7日まで滞在していた時の体験を再現したものだと言われています。

❝宗助は先刻から縁側へ座蒲団を持ち出して、日当たりの良さそうな所へ気楽に胡坐をかいて見たが、やがて手に持っている雑誌を放り出すと共に、ごろりと横になった。…❞   1910(明治43)年発表。「門」の序文であります。

                                                                                                                                                                                      また、他にも川端康成の「千羽鶴」や立原正秋の「やぶつばき」等の舞台になっているようです。

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*建長寺*

2008年12月30日 | 鎌倉カメラスケッチ

唐様の伽藍配置が残る日本初の本格的禅宗道場を訪ねる。                         鎌倉五山一位で巨福山(こぶくろさん)臨済宗建長寺派の総本山。                                           わが国初の禅宗寺院で、1253(建長5)年に北条時頼が宋から蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)を招いて創建した寺院だそうです。 

                                                当時は総門、山門、仏殿、法堂(はっとう)など主要な伽藍が一直線に並ぶ大陸的な禅林風の偉容であったようですが、数度の火災で多くが焼失。                                              江戸時代に再建されたとのことです。

ご本尊はお地蔵様。                                        仏殿に祀られているのは「地蔵菩薩坐像」、つまりお地蔵様。                  禅寺で地蔵をご本尊にするのは珍しいそうですが、建長寺のあるこの地はかつて「地獄谷」と呼ばれた処刑場で、そこに罪人を救うための地蔵を祀る寺があったためなのだそうです。

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