前日は梅雨期と言うのに素晴らしい天気に恵まれ燧ヶ岳(2,356m)に挑戦した。 そんなことで10時間も歩いた。
素晴らしい景色に引っ張られたと言う感じである。 昨日15時10分に赤田代の元湯山荘に到着。足の裏全体が腫れ上がっていた。 山荘は全室が個室になっており、ノンビリでき、受付で「お風呂が沸いていますから、どうぞ」と教えて下さり、早速風呂に行き足をマッサージした。 硫酸塩泉を沸かしたぬるめの湯だけど気持ち良かった。
夜中、暑くて窓を開けて休んだら、その窓の明るさで目覚めた。 なんと9時間も寝ていたことにビックリである。
朝食6時。食後カメラだけ持ち、足の調子をみながら平滑ノ滝まで散歩に出掛けて来た。足は大丈夫そうでほっとした。
元湯山荘に戻り、水の補給をして7時10分尾瀬ヶ原向け出発した。
尾瀬の最大の魅力は、尾瀬ヶ原に代表される湿原の美しさであり、池塘の神秘さや高山植物の可憐さを堪能する事ができます。
早朝に湿原周辺のオオシラビソやブナ等の森の中から聞こえるカッコウの爽やかな鳴き声、心が洗われます。
6月下旬、この時期は湿原を埋めるワタスゲの白がとても印象的でした。
水芭蕉は白砂田代付近で可憐な姿を見せてくれた。もう遅いと思っていただけに嬉しかった。
東電小屋を7時55分に通過し、ヨッピ吊橋へ。 ここに山の鼻と龍宮への分岐点があり、今日中に大清水駐車場へ戻らなくてはいけないので木道とはいえ10時間以上歩くのはやめる事にした。
龍宮へ向かい、少し西の至仏山を見ながら中田代に足を踏み入れた。 木道が尾瀬ヶ原に敷き詰められ、この景色が尾瀬を代表する景色だと感じた。休日なら蟻の列のように木道に人の列ができるが、平日ならではの貸切り風景です。
のんびりと景色を楽しみ、休憩の後 東に進路をとり龍宮から見晴そして沼尻へと戻る事にした。 今度は正面に昨日登った燧ヶ岳(2,356m)が見えた。