丹沢湖の東端にある玄倉より玄倉川に沿って約2Km先の車止めのある駐車場まで林道を進んだ。 そこは20台ほど止められる駐車スペースが有ったが、私たちが到着した8時50分には既に満杯状態であった。 でもその手前に運良く3~4台止められる空きスペースがあり、助かりました。
ユーシンは丹沢山塊の真ん中にあり、塔ノ岳(1,490m)、蛭ガ岳(1,672m)、檜洞丸(1,551m)などへのルートが延びているため人気の場所であります。
駐車後、直ぐに出発。 玄倉川左岸の林道を北東方向に進む。 左岸は日陰で寒いが登り坂なので直ぐに体が熱くなり、ウインドブレーカーを脱いだ。
ユーシンまでの半分ほどの所で最初の境隧道を通過。 この辺りは丹沢黒部と呼ばれ、渓谷美が特に美しいのである。
今回は友人6人と渓谷美の写真撮影に出かけたのだが、少々遅く落ち葉の上をノンビリ歩いて来た。
2つ目の青崩隧道はコンクリ―トで綺麗に整備されていたが、長くて途中で曲がっており懐中電灯なしで入ったら怖い。 何も見えない真っ暗な世界なのである。 以前に友人が来ていたので、その点は抜かりなかった。
玄倉ダム通過、9時48分。 ダムの水が群青色と言うか深緑と言うのか?何て綺麗な色なんだろう?と感じた。 釣りでもしたら山女か、岩魚でも釣れそうな気がした。
以前は休み休み歩いたというのに、今回は皆調子良いのか 結構な急斜面の坂も順調に歩を進めていた。
いつもの如く、写真を撮りながら歩く自分が一番遅れであった。
ユーシンまでには8つのトンネルがあり最後のトンネルを抜け、間もなく行くと雨山橋通過、10時25分。 ここまで来るとユーシンは近い。
車止めの手前にユーシン・檜洞丸分岐の標示板(10時44分通過)が見える。 ここを左に下り、橋を渡って300m程登るとユーシンロッジである。
今回は到着時間が早かったので、全員が未踏の林道を進み、帰りにロッジに寄ることにし、探検気分で蛭ヶ岳の麓、熊木沢出合まで入り昼食とした。 熊木沢出合着、11時25分。
渓谷が河原のように広くなり、昼食を取るのには都合良かった。 ただ日が陰ってしまい寒くなった。約50分ほどノンビリしてユーシンロッジへ戻る。
ユーシン・檜洞丸分岐通過12時58分。 ユーシンロッジ到着13時05分。 立派な建物なのに現在休業中。
今月から来年にかけて改装が始まるようで来年夏頃にはオープンされるかも 是非そうなれば楽しみです。
平日の11月16日(月)と言うのに沢山の人が玄倉川の渓谷美を楽しみに来ていた。
ロッジの回りを散策したり休憩したりと40分ほどノンビリし13時45分ロッジを後にした。
帰りの足取りも順調で、林道わきのリンドウやソバナらしき花を見つけたりと、寒いこの時期に頑張る花に感動である。
雨山橋通過、14時05分。 林道が結構下っているのに驚き、こんな坂を登って来たんだ と知り、この調子で次回は林道だけでなく山に登ろうと言うことになった。 それには是非応援したいと考えています。
玄倉ダム通過、14時39分。 駐車場到着15時24分。 満杯であった車の数が半分以上消えていた。お疲れ様