新年、おめでとうございます。 2017年 酉年であります。 地元では「道了尊」とか「道了さん」と呼ばれ親しまれている『大雄山最乗寺』へ初詣に出かけました。
NHKの紅白 歌合戦は見ませんでしたが、その後の番組「行く年来る年」で、全国の寺社の様子を見て「除夜の鐘」を聞きながら出発の準備をし向かいました。
山号を大雄山、曹洞宗大本山総持寺(横浜市鶴見区)の御直末のお寺で、応永元年(1394)3月 10日 了庵慧明(りょうあんえみょう)禅師により開山され、全国に四千余りの門流を持つ修行専門道場であり道了大薩埵(だいさった)の信仰のお寺です。
御本尊は、釈迦牟尼仏・脇侍仏として文殊・普賢両菩薩を安置しています。
箱根外輪山 明神岳の中腹標高 400mの所にあり、境内の山林は 130町歩、全山に老杉生い茂り、堂塔は 30余棟に及びます。
私が当地に移り住み 40年を越えますが、当時の初詣は大雄山駅や指定のバス乗場でバスに乗るのに大行列。 最乗寺のバス駐車場に着き、降りたら人がごった返しており、足元は暗いので子供達の手を放したら新年早々大変な事でした。
参拝者の流れに沿って屋台夜店の出ている参道を登り、瑠璃門から本堂前の池のある広場に進む。 その広場も参拝者があふれ、総受付で新年の「お札」を申込むのにも大行列。
やっとの思いで申込みを済ませ、境内の堂宇を参拝しながら回り、昨年お世話になった「古いお札」を納札堂に納めさせて頂き、ゆっくりと奥の院から御真殿へと参拝して総受付に戻って来ても、まだ「新年のお札」は出来ていませんでした。
ところが最近は最乗寺に向かうバス乗場に行けば直ぐに乗車できるし、降りても混雑していることもなく参道も歩き易い。
多分参拝者の皆さんは高齢化社会と言うこともあり、寒い夜中に参拝せず昼間の参拝に切り替えてきているように感じ、またそれが時代を反映しているようです。 今年も良い年でありますように