レンゲツツジ、湿原、展望、緑うねる爽快な高原漫歩。 ※写真は2004年6月撮影。
長野県の中央部に位置し、八ヶ岳中信高原国定公園にある霧ヶ峰は、標高 1925mの車山を頂点とする広大な溶岩台地の上にあります。
霧ヶ峰は春のレンゲツツジ、コバイケイソウから夏のニッコウキスゲなど、沢山の花が広大な高原を埋め尽くす景色は圧巻であります。
高原に樹林はほどんどなく、穏やかな起伏の草原が広がり、美しい湿原が点在しています。
車山高原駐車場には花の時期、リフトが運行されており子供さんからお年寄りまで、気持ち良い高原散策が楽しめます。
夏山リフト山頂駅から、ほんの少し歩けば気象レーダー観測所のある車山山頂に到着です。 360度の素晴らしい展望が楽しめます。
ただ、名前のごとく霧の発生が多く、数m先が見えなくなることも有りますので、十分な注意が必要です。
また国定公園内であり、散策路の両側にはグリーンロープが張られているので迷うことはありません。
1981(昭和56)年に ビーナスライン が開通して以来、観光地化した感はぬぐえないが、その景観の素晴らしさ、抜群の展望、花の種類は第一級の山岳であります。
天気と時間 に余裕があれば、霧ヶ峰の車山から八島湿原の周回コースをノンビリと高原の風 を感じながらの散策がお薦めです。
木道を進むと直ぐに小さな鎌ヶ池の畔に出る。6月頃にはアヤメ、カキツバタが咲き、鮮やかなレンゲツツジが彩りを添え、ワタスゲが白い穂を風になびかせている。
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