ブナ林の美しい尾根道を歩く。
鍋割山の鍋割山荘は「鍋焼きうどん」が食べられるとのことで人気があるようですが、夏には「かき氷」も食べられるようです。
以前とは違い、山小屋は進化して来ました。 北アルプスなどは食事面やトイレの整備など素晴らしいです。
鍋割山を 11時出発。鍋割山稜の稜線に進む。明るく広い尾根で歩き易い。
東に向けて進路を取る。その左手には遠く、堂々とした丹沢主稜線が見える。 中央のピークは丹沢山塊最高峰の蛭ヶ岳(標高 1673m)
二度ほどアップダウンを繰り返しながら、なだらかな尾根を進む。
尾根道から南方向に目をやれば小田原市街、その先に真鶴半島や初島も見える。
見晴らし最高の尾根道、行きかう人もなく街中でもなく、マスク無しで闊歩。 カサッ
カサッ
聞こえるのは自分の足音、風は無く気付くと鳥の
さえずりもない。この時期の静けさを楽しむ。
鍋割山を出発して 30分、小丸(標高 1341m)通過、11時半。
段々、塔ノ岳に近づいてくると登山道の両脇にはブナの大木が現れ、西丹沢のようである。
ブナの木の大切な役割について
洪水を防ぐ緑のダム
土砂崩れを防ぐ緑の堤防
酸素を生産する天然の空気清浄機
野生動物の食料の確保 ⇒人と野生動物の棲み分け(共生)
ブナの原生林は傷つけず大切に守りたいですね。
小丸尾根分岐を過ぎた 11時 45分、正面に青い屋根の花立山荘が見え、その後ろに大山、右手手前には三ノ塔や烏尾山が見える。
鍋割山稜の終盤になり大丸(標高 1386m)への最後の登りが始まる。12時。 左手には塔ノ岳が見える。
大丸を越え、下った所で大倉尾根の登山道との合流地点「金冷し」に着いた。12時 10分。
ここからは塔ノ岳山頂が目の前に見え、金冷しからマップタイム25分。 急な登りに造られた木製階段を必死に登る。
登頂、12時半。
360度の展望、キョロキョロしていると汗が冷える。 風の当たらない陽だまりでノンビリお弁当、ポカポカして眠くなる。
次は塔ノ岳から大倉尾根を大倉バス停に向け下ります。
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