富士山の真西にある天子
山塊を歩く。
秋雨前線や台風
の影響で中々天気が安定せず、コロナを気にせず安心して歩ける山にも行き難い。
普段は室内での軽い運動だけで何も歩くことなどしていないので、月に何度かは歩くよう心掛けている。
テレビや PCの山の天気サイトで確認し、この日が良さそうと決め一応防雨対策もして決行。
田貫湖キャンプ場の駐車場に6時 50分到着。
ここはキャンプ場入口に近い駐車場 でキャンプされる方々専用の駐車場のようですが、その回りにも広い駐車場(無料)が沢山あります。
到着して直ぐ田貫湖を見学しましたが、優雅にキャンプされている方々の様子が羨ましく見えました。でも今日登る山もハッキリ見え、早く行こうと心躍った。
湖畔の見学後、登山準備を進め7時 10分、田貫湖南側の駐車場を出発。 湖畔道路を西に進み、舗装された林道に突き当り左折、7時32分 天子の森オートキャンプ場通過。
林道を更に南下、歩き始めで元気もあり闊歩していたらスマホ に登録した登山アプリが何度も
「ルートを外れたようです。アプリマップを確認し間違えたら引き返して下さい。」
と何度も言うので、「全くうるさい。
」と思いながらスマホを出し確認したら、なんと分岐を通過し10分も経っていた。
(左の舗装道を進んでしまった。)
やってしまった さっきの分岐を右に行くのか
と引き返し、分岐で付近を確認したら「天子ヶ岳」への標示板が草むらに隠れていた。
(私が見えるようにした。)
舗装の林道と思い込んでいたのが間違いだった。 分岐から未舗装の林道を進み、以後コンパスでも確認しながら前進した。それからスマホは静かになった。
林道途中の登山口着、8時半。 ここもウッカリしていると通過してしまう。
崩れたような所が登山道の取付き点となっており、ここから登山らしくなって来た。
最初のうちは多少きつくとも難なく登れてしまい、足元の花をキョロキョロ探しながら進む。 先日、花の先生に同行して頂いた時に見た花らしいものを発見、撮影したものの名前は不明。
きつい登りが過ぎると、こんな感じの尾根歩きもある。
10時丁度、樹間から 頭を雲の上に出した富士山を発見。下界では見えないものが見えた。
山頂近くになってくると岩混じりのきつい 登山道に変身、岩や木の根に摑まりながら体を引き上げる。厳しかったが登り続けることは出来た。
厳しい登りが終わると尾根を巻くように登山道が進む。
芝川町(現在の富士宮市)上稲子への分岐点通過、10時半。
10時 43分広い尾根に出た。 ここに出るまでが厳しかっただけに嬉しかった。
この広い尾根上には❝天子ヶ岳瓔珞つつじ伝説❞ の解説版や ❝祠❞ が迎えてくれた。
近くに富士見台の案内板もあり、富士山を遠望してみた。10時 50分。
富士見台から天子ヶ岳(標高 1330m)山頂まで直ぐで 11時登頂。
樹林帯の中で展望なし。 時間的に早いので長者ヶ岳に向かう。
※ ご覧頂き、ありがとうございます。